MBTI

ESTP(冒険者タイプ)の第二・第三機能の統合

ESTP(冒険者タイプ)の第二・第三機能の統合について解説します。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)

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内向的思考(Ti)と外向的感情(Fe)の葛藤、折衷、そして統合

ESTPの青年期における課題は、 第二の心理機能である 内向的思考(Ti) と第三の心理機能である 外向的感情(Fe) のバランスを取ることにあります。

要領の良さや効率性、理論的一貫性を重視し自分の考えを主張するか、 それとも、協力関係や他者と楽しい時間を過ごすことを大切にするか。 その間で葛藤が生じます。

これら二つの心理機能のどちらが優位に働くのか、 それは時と場合によって違ってきます。 はじめから、両方共、うまく統合させて働かすことはできません。 その場その場で、うまく使い分けることになります。

概ね内向的思考の方がよく働きますが、社交的、活動的に振舞っているときは、外向的感情の方を よく使うことになるでしょう。

どちらか一方の働きが強くなりすぎて、その良くない面が影響してしまうことがあります。 実際は、この二つの心理機能はバランスを保って共同して働かせることで、統一した認識に至ります。

内向的思考が前面に出過ぎると、人間的な要素を排除した判断に徹するため、 周囲の人たちからは非倫理的であるとか不誠実であると受け取られます。

利益に聡く懐疑的なところがある一方で、他人の評価もまた気になることろです。

普段は、愛嬌があり、コミュニケーション能力があります。 特に未だ親しくなっていない相手を前にしては、礼儀正しく不快感を与えないように努めます。

人付き合いが上手であったり、真心や情熱を持っている人と接して感銘を受けることがあります。 しかし、相手の言っていることを真に受けて、他人の本心や信用できるか否かを見抜けないことがあるかもしれません。

ときに、相手の非効率性や一貫性の欠如を突いて、議論を始めます。 邪悪なアイデアやひねくれたユーモアで敬遠されることがあります。

非難を受けるとなかなか素直になれず、些細なことで怒ったり、無作法な態度を取ることがあります。 それが傲慢であると受け取られるかもしれません。 快楽や利益を優先してしまうこともままあって、人が離れていってしまうことがあります。 そんなときは、自分の気持ちをうまく人に伝えられず、周囲から疎外されていると感じます。

実際は、他者と楽しい時間を過ごし、できれば協力関係を築きたいと思っています。 余暇は友人と過ごそうと計画することも多く、仕事を一緒にする仲間とは打ち解けて信頼し、温かく接します。

若い頃は特に、交流関係は広くなるものの、信頼関係をきちんと築くことができず、 仲違いをしてしまうことも多いかもしれません。 それでも、徐々に礼儀をわきまえ、他者の必要としていることや、 他者の能力を見抜いて、何をすべきか理論的に考え、 目標達成のために協力関係を結ぶことができるようになります。 そして、共に働き協力して成果を出すことが出来る機会を得れば、信頼できる仲間が増えてゆきます。

また、自然や芸術に触れたり、恋愛を通して、感性を磨き、バランスを取るようになります。 運良く献身的な相手に巡りあえたらならば、強く感銘を受け、そのときまで献身の価値を信じられなかったとしても 考え方が変わってくるかもしれません。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用終了(一部改変)

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