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優勢、補助、代替、劣勢機能とは?【MBTIタイプ分類のしくみ】

MBTI

MBTIにおいて、各個人が心理機能(認知機能)のうち、どれをどの程度発達しているかを把握することが重要です。8つの心理機能のうち、その人が発達させた順・度合いにより、以下のように呼び分けています↓

  • 第一機能(主要機能*)→ その人が幼少期から使い始め、一番発達させた心理機能(*優勢機能とも呼ばれる)
  • 第二機能(補助機能)→ その次に発達させた心理機能。第一機能を補助するように働く。
  • 第三機能(代替機能)→ 第二の心理機能が効果的に働かなかったとき、第一の心理機能を補助する役割を担う心理機能。普段は、第二機能の影に隠れている。
  • 第四機能(劣等機能)→ 第一の心理機能の発達の影に隠れて、強く抑圧されてしまった心理機能。最も発達が遅れている。

以下、さらに詳細に説明していきます。

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優勢、補助、代替、劣勢機能とは?

例えば、ESTPというタイプであれば、得意な心理機能(認知機能)を順にいうと、以下のようになります。

  1. 優勢機能:外向的感覚(とても得意)
  2. 補助機能:内向的思考(少し得意)
  3. 代替機能:外向的感情(少し苦手)
  4. 劣勢機能:内向的直観(とても苦手)

今回は、優勢、補助、代替、劣勢機能について、より詳しく紹介します。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)

第一の心理機能 (優勢心理機能)

こどもの段階から発達し、その人の中で最もよく働く心理機能です。

この心理機能の働きに馴染んでおり、難なく働かせることができます。 そして、この心理機能の利点を効果的に発揮させることができるので、 その人の強みになります。

一方、この心理機能の働きに頼りすぎる傾向があるため認識に偏りが生じ弊害が生じます。 この心理機能にばかり依存してしまうと、それが短所として現れてきます。

一生の間で、最も強くこの心理機能が育ち、最も強くその働きに影響されることでしょう。

第二の心理機能 (補助的な役割を担う心理機能)

第一の心理機能の次に最もよく働く心理機能であり、第一の心理機能を補助する役割を担います。

十代頃からその長所を発揮し始め、苦もなく働くようになります。

第一の心理機能に対して外向性ー内向性、情報受容ー判断の両方でバランスを取ります。

第一と第二の心理機能が共同して働くことで、 第一の心理機能に頼りすぎていたがゆえに生じていた弊害が取り除かれます。 幼い頃に第一の心理機能によって形成されたものの捉え方の偏りが幾分解消されます。

しかし、この第二の心理機能の働きもまたしばしば強くなりすぎ、その弊害が出てきてしまいます。

第一と第二の心理機能が、そのタイプの長所を決定します。

第三の心理機能 (代替心理機能 こども機能)

第二の心理機能が効果的に働かなかったときに第一の心理機能を補助する役割を担う心理機能です。

この心理機能の発達は、第一と第二の心理機能の発達に続きます。 それなりに働きますが、これが定常的な長所となることはほとんどありません。

とりわけ、強く抑圧しているわけではありませんが、やはり、逆の性質を持つ第二の心理機能の方を信頼します。 第三の心理機能が、意識に登ることがあったとしても、第二の心理機能が活発になるとその影に押しやられてしまいます。

第三の心理機能の価値を認めていることの方が普通です。 この心理機能が優勢であるタイプを見ると感心します。

一生の間で、第二と第三の心理機能のバランスを取ることが、その人の課題として意識されるようになります。 第二の心理機能の働きの短所が大きく影響しそうなときに、第三の心理機能に頼ることが望ましいのですが、 大抵の場合、なかなかうまくできません。

そのようなバランスを安定して取れるようになるのは、早くても30歳前後でしょう。 第二と第三の心理機能のバランスを取りながら働かすことで、 大きな安定と心理的な利益を得ることができるでしょう。

第四の心理機能 (劣勢心理機能 切望心理機能)

第一の心理機能の発達の影に隠れて、抑圧されてしまった心理機能です。

この心理機能の働きが強い者を見ると、大抵の場合、嫌悪を感じます。 その他、否定的な感情や、良くない影響が現れます。 なぜなら、自分が最も信頼し、正しいと思っていることの真逆の姿を表しているからです。

しかし、この逆の性質が、嫌悪を抱く本人の中にもあり、限定的ではありますが働きます。

実際は、第一の心理機能を正常に働かせるために必須のものなのです。 しかし、そのことが意識されることは、ほとんどありません。

最も発達が遅れる心理機能で、この働きに意識を向けるには相当のエネルギーが必要です。 第四の心理機能を効果的に発揮することには馴染みません。 これが定常的な長所となる見込みはほとんどありません。

しかし、この第四の心理機能は、各タイプを大きく特徴づけるものです。 抑圧するがゆえに、この心理機能に対する関わりが様々です。

極端から極端へと移る傾向があり、この心理機能に強迫的に固執したり、完全に拒絶したりします。

やむを得ずこれを働かさざるを得ない場合は否定的な感情が生じ、義務として捉えます。 しかし、何かを成し遂げようとするならば、この心理機能を有効に働かせなければならないのです。 それはとくに、最終段階で起こります。

そして、残念なことに、この第四の心理機能に対する無意識への抑圧は、自己暗示的であり、 何かを成し遂げるために必要であっても、 それを働かせるときに、無意識のうちに失敗へと導いてしまうことになるのです。

ストレスを感じると、この心理機能の働きが不健全な形で噴出します。

第一の心理機能に没頭している時でも、限定された範囲で活用され、知らず知らずのうちに発達してきます。

娯楽や息抜きなどのリラックスした状況では、この心理機能を働かせることに楽しみを感じることができます。

この心理機能の働きに微かな羨望を感じることもあります。 自分の不得意なものを欲する気持ちからです。 このことが、職業選びや、結婚相手選びで起こると、いずれ問題が生じます。

苦手であるこの心理機能の働きを克服しようとして、 あえて自分の性質に合わないことに専念しようとします。 このことが、学問の専攻や職業の選択に対して為されるとあまり良いことはありません。 残念なことに、第四の心理機能の働きに気がつき始めこだわる時期と、 これら人生の重要な選択をする時期が重なってしまうため、 実際は自分に合っていない選択を行ってしまうことがよくあるようです。

第一と第二の心理機能の長所を活かしたことに専念することで、 自分の能力を有効に発揮することができ、第四の心理機能も知らず知らずのうちに発達します。 そのようにして自己実現することが望ましいと言われています。

順調に発達すれば、中年期において、第一の心理機能と第四の心理機能のバランスが取られ、 大きな心理的安寧と内的平和を得ることができるとされます。 しかし、その段階にまで至ることのできる人は少ないかも知れません。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)

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