MBTI(エムビーティーアイ : Myers-Briggs Type Indicator)は、とても良く当たる性格診断テストで知られていますが、人にはそれぞれ得意な(よく使っている)心理機能(認知機能)があると考えられています。そのうちの1つが「内向的思考(Ti) 」で、この機能が強い人は、論理的で理論派です。
内向的思考(Ti)が強いタイプは、ISTP(実務家タイプ), INTP(研究者タイプ), ESTP(冒険者タイプ), ENTP(発明家タイプ)といったTPタイプです。
↓自分の性格タイプを知ってみたい方はこちら↓
MBTIについてまだ、知らないという方は、以下の記事↓を参考にしてください。
また、事前に4つの心理傾向軸↓についても知っておくことで、より心理機能(認知機能)を理解することができます。
https://narukinhonda.com/narushinrigaku/mbti/4prefer.html
内向的思考(Ti)とは
内向的思考(Ti)が優位な人は、「これは矛盾しておらず筋が通って理に適い、納得できるものか?」と問いかけます。データが矛盾していたり、辻褄が合わないとき、あなたはそれを整理してまとめることに内向的思考(Ti)を使っているのです。こうであってほしいという個人的な思いや社会的通念・社会的常識や規範を犠牲にしてでも、理論的な考察や論理的分析に基づいて決断するとき、あなたは意思決定の基準として内向的思考(Ti)を使用しているのです。
内向的思考(Ti)は、人よりもはるかに事実によって動きます。個人的な欲望や感情が純粋なデータの妨げになり、論理を追求するために時として他人がデータの対象となることもあります。しかし、内向的思考(Ti)が優位な人が必ずしも冷徹ではありません。真実を求めることは究極の美徳ですが、真実の解釈が人による主観的なものであることは、内向的思考(Ti)が優位な人なら誰でも知っていることでしょう。
もしあなたがこの内向的思考(Ti)の機能に強く共感するのであれば、小さい頃から矛盾や不一致、特に言行不一致に敏感だったはずです。若いころは、「言った」と「やった」の差として現れるのが普通でした。大人や権力者から命令されても、自分自身がその命令を守っていなければ、その矛盾はすぐにわかるし、それを指摘したくなるでしょう。
例えば、内向的思考(Ti)が優位な人の代表であるINTPが、逆説的な仮説を提示されたとき、次のいずれかにつながる矛盾を見つけようとします。
- 新しい仮説の取捨選択
- 自分の論理構造に統合するための新しい仮説の修正
- 新しい仮説に対応するために、自分の論理構造を修正すること
また、INTPは、真/偽の二項対立を使用して、考えを整理します。INTPは「ある考えは真実か偽りか」と言い、「両方であることはありえない」と言います。「そのような主張をすることは、論理そのものを否定することになる!」 と思うのです。
内向的思考(Ti)が優位な人は、子どもの頃に礼儀知らずで反抗的と言われたとよく訴えます。これは意図したことではありませんでした。意図していたのは、考え方に一貫性を持たせることであり、権威者が、「なぜ大人である自分たちが子供と同じルールに従う必要がないのか」を明確に説明できれば、すべてが許されたはずなのです。しかし、「私が大人だから」「私が責任者だから」という説明は、どうも腑に落ちず、通用しませんでした。このように、フェアプレーの感覚を身につけるのも「内向的思考(Ti)」なのです。「内向的思考(Ti)」の核心は、矛盾を修正することであり、それはできるだけクリアな見解を得るために、不純物のない多くの理想的なデータを整理することなのです。しかし、人の感情は移ろいやすく、決して単純なものではありません。だから、いざ決断の時となると、感情は二の次になるのです。
この話は、社会が個人の立場や地位を維持するために、全体として集団の幻想を受け入れることができるということを説明しています。この物語の中で、子どもは、集団の幻想に逆らうことを恐れず、自分にとって明白なこと、つまり王さまが裸であることを指摘しているのです。社会的地位や個人的願望、非難されることへの恐怖など、論理と観察可能な事実の前では完全にどうでもいいことなのです。
内向的思考(Ti)の機能を極めた人は、自分の心の中で、厳しい基準を通過できない情報や信念をチェックし切り捨てます。コンピュータのプログラマーがバグを発見するように、内向的思考(Ti)が優位な人は、プログラムの残りの部分を破壊しかねないコードすべてを削除しようとするのです。もし、あなたが何か思い違いや勘違いをしていて、内向的思考(Ti)が優位な人がそれを指摘し訂正してくれたとしても、それは他人事ではないのです。素直に、自分もその情報が欲しいと思っていますし、あなたにもそうして欲しいと期待しているのです。
内向的思考(Ti) の詳細
『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)
内向性の心理機能であるので、意識の内面に注意が向けられます。 思考の心理機能であるので、論理や原理に従って合理的な意思決定を行います。
キーワード
第一原理、原則、仮説、公理、定義、厳密さ、推論、帰結、法則、理論、モデル化、 効率、要点、簡潔さ、真偽の判断、感情に左右されない、 比較、分析、解析、知識、深い思考、独自の思考過程、独自の価値観、自己規律、主体性、利益、懐疑的、 完全な理解の追究、確からしさ、一貫性、無矛盾、システムの仕組み、競合、エレガントな解法、アイデア、根本的な問題を捉える、 白黒はっきりさせる
内向的思考が第一心理機能であるタイプは、ISTP(実務家タイプ), INTP(研究者タイプ)です。
内向的思考が第二心理機能であるタイプは、ESTP(冒険者タイプ), ENTP(発明家タイプ)です。
内向的思考は、意識の内面において、論理的に判断の基準を築きあげ続けます。
定義、公理、原理、基本的原則から出発して、推論を行い到達した結論を信頼します。
独自の思考過程を経て、エレガントな解決法を思いつくことがよくあります。
一方、思考が複雑になり過ぎるとその帰結をどうやって導いたのか他の人が理解できないことがあります。 また、自分自身でさえも考えに耽っているとき出口を見失うことがあります。
どのようにして物事が進行し、システムが機能するのかできるだけきちんと理解するためにつき詰めて考えます。
仮説や原理を基にした推論を頭の中で継続して行い、矛盾があるとすぐに気がつくことができます。
何が何故間違っているのかという点において目ざとく個人的な感情に流されることなく追及しようとします。
正しいと確信を持つには時間がかかり、延々と推論を積み重ねるて確からしさを増してゆこうとします。 それゆえに、正しいと確信するというよりは、間違っているとは考えられない、もしくはより効率的であることが判断の基準になります。
単に実用的なことや慣習に価値を置くのではなく、懐疑的な姿勢で深く理解しようとします。
分類や分析によって、システムがどのようにして働いているのかをとことん理解しようとします。 自然物であっても、人工の装置であっても、中身がどうなっており、どのような仕組みになっているのか興味を持ちます。
各部分の働きと、部分どうしの関連を知るために、実際に分解してみることもあるかも知れません。 しかし、いつでもそうできるとは限らないので、あれこれ考えたり、本を読んだりして知識を蓄えることになります。
内向的思考が強く働くタイプにとって欠陥や矛盾は致命的です。 問題の根源と、それに起因する結果を見抜きます。
信頼できる理解に達すると、そこから理論的に考えて問題解決のための戦略を立てます。 また、何度も同じことをやることは非効率であると感じられ、我慢できません。
定量的な比較においても、厳しい目を持ちます。 一貫性を求めて推論を行い、導かれた帰結が、モデルによって正確に評価できるかどうか考えます。 この過程を繰り返して、蓄積された知識は、より大きな理論の枠組みへと矛盾なく統合されてゆきます。
そのようにして、内面において思考の判断基準となる知識が育ち続けます。 しくみをとことん追求し、各部分の働きを知っているので、問題解決の効率的なアイデアを得ることができます。 どの部分をどのように変えれば、どの程度改善されるのか、そして、もっとも効率よく改善するには どの部分に手を加えればよいのかといったことに気がつくことができるからです。
内向性の心理機能なので、個人の中で洗練されてゆくものです。 その思考による判断基準は、慣習的なものではなく、誰にでも受け入れられるものであるとは限りません。
深く継続的な推論と膨大な知識に基づいているので、その推論過程を他者と共有することは困難であり、相当の努力を要します。 もし、その必要に迫られることがあれば、要点のみを簡潔に説明することで済ませようとするかもしれません。
言葉の定義をなるべく厳密に行い、自分が意味することを正確に伝えようと努力します。 そうすることで、曖昧な思考を排除し、効率的な説明ポイントを見つけ出すことができるからです。
内向的思考が強いタイプは、自分に対して厳しい規律を要求します。 曖昧な推論や、甘えに基づいた非現実的な希望的観測に従うことは馬鹿げていると考えます。 いつでも、理論的な思考から導かれた結論に従うことこそ、最終的には利益をもたらすと考えられるのです。 それゆえ、自律的に物事を考え判断し、主体的で独立しています。
一方で、他者の感情や結びつきに対する配慮に欠いてしまうことがあります。 他の人から見ると、どこかよそよそしく冷徹に見えることがあるでしょう。
そして、実はそのことで孤立したり、肯定的なフィードバックを得ることができず、 自分の不利益につながってしまうということには気がつかないでいます。
人の意識は自分を中心に発達し、徐々にその範囲が拡大してゆきますから、 内向的思考によって導かれた結論や知識はまず自分の利益のために利用されることは自然なことです。
知識を隠しておくことで、利益を占有できるならばそうしたいと思うことでしょう。 一方で、知識を広め、協力関係を築き、他者と利益を共有することが有益かどうか考えてみることをおすすめします。
内向的思考の働きは、個人的な知識と行動指針を与えますが、深く追求しようとする性質があるので、 その確からしさにおいて際立っており、他者に対しても利益をもたらすことができる類のものであることは稀ではありません。
関心が狭い範囲にのみ向けられるときは、利己的になってしまいます。 そして、特にこのタイプは、利己的な性質からなかなか抜け出せないようです。
知識の共有と適応の範囲がグループ、地域、世界へと広がるにつれ、全体に利益をもたらすようになります。
『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)
参考記事↓
内向的思考(Ti)の投影
投影は、自分が認めたくないことに対する不安や恐怖と、逆に自分が認めたいという願望から生まれてくるものです。
誰しも人間には恐れがあります。その恐れに陥らないよう、人間は必死に努力をしてきました。
そのため、各心理機能(認知機能)には、それぞれ、無意識に自分がそうであると認めたくない不安(~でありたくない)と、自分がこうであってほしいという願望(~でありたい)があります。
以下の不安を必死に克服しようと必死に努力する過程で、心理機能は伸びていきます。そうして、長時間使っているうちに、気付ければ無意識に上手く扱えているようになるものです。
内向的思考(Ti)が持つ投影の例↓
- 自分の不安・心配
- 自分は嘘を信じている
- 自分は嘘をついている
- 自分は愚かだ
- 自分は支離滅裂で不完全な人間だ
- 自分は不正確で不十分な説明をしている
- 自分の中の隠された願望
- 自分は嘘を見抜いている
- 自分は本当のことを言う
- 自分は聡明だ
- 自分は独創的で革新的だ
- 自分は概念を説明することに長けている
ビッグファイブと内向的思考(Ti)
ビッグファイブとは、世界で最も信憑性のある性格分析と言われており、米オレゴン大学の心理学者であり名誉教授でもあるルイス・R・ゴールドバーグが提唱したものです。ビッグファイブはその名のとおり、その人の個性(性格)を5つの因子によって分類します。
ビッグファイブの5つの性格特性(因子)の解説書←タップ
- 神経症傾向:落ち込みやすいなど感情面・情緒面で不安定な傾向。ネガティブな気分になりやすい。
- MBTIとの関係:MBTIではこの因子は測定されない
- 高得点:ストレスを受けやすい、衝動的・心配性である。 キーワード:不安、イライラ、うつ、自尊心が低い
- 低得点:ストレスに強く、情緒的に安定している
この性質(高得点のとき)の…- プラス面:警戒、努力できる
- マイナス面:不安、うつになりやすい
- 生物学的メカニズム:脅威への反応(扁桃および大脳辺緑系、セロトニン)
- 外向性(E):自分の関心や勢力が他人や物に向けられる。ポジティブな気分になりやすい。
- MBTIとの関係:高得点だと外向型(E型)、低得点だと内向型(I型)
- 高得点(外向的/E):社交的で物事に熱中する。 キーワード:積極的、社交的、活動的、冒険好き、明るい
- 低得点(内向的/I):よそよそしく物静かである
この性質(高得点のとき)の…- プラス面:報酬を求め手に入れる意欲が高くチャレンジできる
- マイナス面:自らを危険に晒すことが多い。安定した関係を築きづらい
- 生物学的メカニズム:報酬への反応(中脳ドーパミン報酬システム)
- 開放性(N):文化的、美的、知的な新たな経験の受け入れやすさ。心が開かれている
- MBTIとの関係:高得点だと直観型(N型)、低得点だと感覚型(S型)
- 高得点(直観/N):独創性・創造性に富んでいる、一風変わっている。美しいもの、知的なものに触れてみたい、探求・体験してみたい。 キーワード:好奇心、想像力、審美眼、幅広い興味
- 低得点(感覚/S):現実的に考える、伝統にこだわる
この性質(高得点のとき)の…- プラス面:芸術的感受性が高く、拡散的思考ができる
- マイナス面:異常な信念を持ちやすく、精神病傾向がある
- 生物学的メカニズム:心の連想の広がり
- 協調性(F):自分のことではなく人のことを思って行動できる
- MBTIとの関係:高得点だと感情型(F型)、低得点だと思考型(T型)
- 高得点(感情/F):人を信頼しやすく、共感性が高い。 キーワード:思いやりがあり相手を信頼する寛大さ、利他主義、優しさ、従順さ、慎み深さ
- 低得点(思考/T):非協力的で、敵対心が強い
この性質(高得点のとき)の…- プラス面:人間関係を潤滑にできたり社会全体が安定する
- マイナス面:(相手に配慮しすぎて)自分の利益や取り分が減る
- 生物学的メカニズム:他者への配慮(心の理論、共感要素)
- 誠実性(判断機能が強い*):目標に向かい計画を立て、自分を律しながら、諦めずに責任感を持ちつつ勤勉に努力できる
- MBTIとの関係:高得点だと判断機能が強い、低得点だと知覚機能が強い
- 高得点(判断機能が強い):有能で自己管理ができる。 キーワード:自己規律、粘り強さ、熟慮、忍耐、根性、熟慮、達成努力
- 低得点(知覚機能が強い):不注意が多く衝動的である。
この性質(高得点のとき)の…- プラス面:計画を立て、それに沿って自分を規律でき、目的を達成しやすい
- マイナス面:その場その場の状況に応じて臨機応変に行動できず融通が効かない
- 生物学的メカニズム:反応抑制(背外側前頭皮質)
*判断機能が強いとは第一機能が思考型(T型)または感情型(F型)、知覚機能が強いとは第一機能が直観型(N型)または感覚型(S型)ということである。
ビッグファイブと16タイプ性格診断(MBTI)の各心理機能の関係性は調査されており、以下の表がその相関です。各心理機能がどの性格特性とその下位特性(ファセット)と相関があるのか照らし合わせてみるとそれぞれの心理機能の傾向がより詳しくわかるでしょう。
内向的思考(Ti)は、内向(I)・思考(T)・判断(T or F)の3つの属性を持っており、それぞれの属性に対応するビックファイブの因子(性格特性)は以下です↓
以下は、下位特性ごとの高得点・低得点の特徴一覧です↓
ビッグファイブの5つの性格特性(因子)の下位特性一覧表←タップ
神経症傾向↓
低 | 高 | |||
説明 | 言葉 | 下位特性 | 言葉 | 説明 |
あまり怒ることはない。 | 温和 | 怒り | 激情的 | 特に物事が思ったように進まないときに、 激しく感情が高ぶる。 |
穏やかで自信がある傾向がある。 | 自信がある | 不安 | 心配性 | 起こるかもしれないことを いろいろ心配しがちである。 |
自分に大体満足している。 | 満足 | 憂うつ | 悲観的 | おもしろくないことを頻繁に考える。 |
欲望は特に強くなく、 欲望を制御できる。 | 自制心がある | 利己的 | 快楽主義 | 欲望を強く感じ、欲望に誘惑されやすい。 |
当惑することはほとんどなく、 大抵の場合は自信にあふれている。 | 自信に満ちた | 自意識過剰 | 自己を意識する | 人が自分をどう思うかに敏感である。 |
予期しないことにも落ち着いて効果的に対処する。 | プレッシャーに強い | 傷つきやすい | 低ストレス耐性 | ストレスの多い状況に負けやすい。 |
外向性↓
低 | 高 | |||
説明 | 言葉 | 下位特性 | 言葉 | 説明 |
ゆったりしたペースの生活が好き。 | のんびり | 活発度 | 精力的 | スケジュールに予定が多く埋まっていて忙しい状態を好む。 |
特にグループの中では、 話すより聞くほうが好き。 | 控えめ | 自己主張 | 強い自己主張 | 意見をはっきり述べ、場を支配する。 グループを先導することに満足を覚える。 |
いつも真面目で、冗談をあまり言わない。 | 険しい | 明朗性 | 陽気 | 楽しい人で、その楽しさを人と分かち合う。 |
静かで、穏やかで、安全なことを好む。 | 平穏を求める | 刺激希求性 | 刺激を求める | リスクを負うことに興奮を覚え、 いろいろ起こらないと退屈に感じる。 |
内向的で、人と打ち解けない。 | 遠慮がち | 親しみやすさ | 外向性 | すぐに友達ができ、人といると満足する。 |
自分に時間を使いたいと強く思う。 | 独立心が強い | 社交性 | 付き合い上手 | 人と一緒にいることを楽しむ。 |
開放性↓
低 | 高 | |||
説明 | 言葉 | 下位特性 | 言葉 | 説明 |
よく知っているルーチンを快適に感じ、 そこからの逸脱を好まない。 | 着実 | 冒険 | 冒険的 | 新しい経験を熱望している。 |
ほとんどの人に比べて芸術的活動や 創造的活動への興味が薄い。 | 芸術に無関心 | 芸術的興味 | 芸術の鑑賞眼がある | 美しいものが好きで、 創造的経験を求めている。 |
自分の感情について考えたり、 感情を表に出すことがほとんどない。 | 冷静 | 情動性 | 感情に自覚的 | 自分の感情を自覚していて、 感情の表し方を知っている。 |
想像よりも事実を優先する。 | 地に足の着いた | 想像力 | 空想的 | 豊かな想像力を持っている。 |
世界をそのまま捉えることを好み、 抽象的な考えをすることはめったにない。 | 具象 | 知性 | 哲学的 | 新しい考えに対してオープンであり、 興味があり、もっと知りたいと望む。 |
伝統に従って安定を 維持することを好む。 | 権力を尊重 | 自由主義 | 権力に対して挑戦的 | 権力や伝統的価値に挑戦して 変化をもたらしたいと思っている。 |
協調性↓
低 | 高 | |||
説明 | 言葉 | 下位特性 | 言葉 | 説明 |
人のために時間を使うより、自分のことをしたい。 | 自己中心的 | 利他主義 | 利他的 | 人を助けることで充実感を味わい、 人のために尽くす。 |
人への反論を避けない。 | 強情 | 協調性 | 寛容 | 進んで対立を避けようとする。 |
自己を敬愛し、自分に満足している。 | 高慢 | 謙虚さ | 慎み深い | 注目されると落ち着かない。 |
目的のためにはあらゆる手段を使う。 | 不義・不道徳 | 道徳性 | 不屈 | 出世のために人を利用するのは正しくないと考える。 |
人は、一般的に他人に依存するのではなく、 自分自身でなすべきだと考える。 | 冷酷 | 共感性 | 親身 | 人の気持ちを感じ、思いやりがある。 |
人の意図を警戒し、簡単には信用しない。 | 人を警戒する | 信用性 | 人を信じる | 人の善意を信じ、簡単に人を信用する。 |
誠実性↓
低 | 高 | |||
説明 | 言葉 | 下位特性 | 言葉 | 説明 |
自分の達成したレベルに満足しており、 野心的な目標を設定する必要を感じない。 | 満足 | 達成努力 | 意欲的 | 自分に高い目標を設定し、 その達成のために 真剣に取り組む。 |
決断に慎重で時間を費やすより、 すぐに実行する。 | 大胆 | 注意深さ | 慎重 | 決断する前に注意深く考え抜く。 |
規則や義務は無視して、やりたいことをやる。 | 気楽 | 忠実さ | 従順 | 規則や義務が不都合であってもまじめに守る。 |
日常生活で組織のために時間を多く取らない。 | 非組織的 | 秩序性 | 組織的 | 生活の中で組織構造の必要性を強く感じる。 |
長期間、むずかしいことを続けられない。 | 中断 | 自制力 | 持続 | きついことにも立ち向かってあきらめない。 |
自分の目標達成能力を疑うことが多い。 | 自信がない | 自己効力感 | 自信がある | 取り組んだことには成功できると感じる。 |
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