MBTI

MBTIタイプの相性「準同等関係 (PJ違い ) 関心事は同じでも捉え方が全然違う 」

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)

  • INFP & INFJ
  • ISFP & ISFJ
  • INTP & INTJ
  • ISTP & ISTJ
  • ENFP & ENFJ
  • ESFP & ESFJ
  • ENTP & ENTJ
  • ESTP & ESTJ

興味関心が類似しており、話題を見つけアイデアを共有することには事欠かないでしょう。 始めのうちは、お互いの短所が気に触ることもなく、安心感を抱いて親密な関係に急速に発展します。

判断 or 知覚だけの違いですが、両者の用いている心理機能はどれをとっても共通するものはありません。 また、知覚と判断の心理機能の順序も異なります。 そのため、考え方、感じ方、認識の仕方はかなり異なっています。 それでも、第一と第二の心理機能がバランスを保って共同して働くとき、その気質や興味関心の対象はかなり似てくるのです。

このことを、INFPとINFJどうしの関係を例として説明しましょう。

INFPの心理機能(認知機能)
  1. 内向的感情/Fi
    とても得意/第一機能(優勢機能):自分にとって正しいと思うこと、自分の世界観において道徳的に正しいこと、その個人的な価値観に従って行うべきことを決める。
  2. 外向的直観/Ne
    少し得意/第二機能(補助機能):現在の行動から引き起こされる悪い結果、将来の結末や人々の行動の意図を知らせる。
  3. 内向的感覚/Si
    少し苦手/第三機能(代替機能):自分の現在の態度を正当化するために、過去の経験を利用する。また、リスク回避に走り、自分の居場所から離れられなくなることもある。
  4. 外向的思考/Te
    とても苦手/第四機能(劣勢機能):人からどう思われるかを恐れ、不安に思っている。思考を理性的・合理的に整理できない(あるいはそれをしたがらない)。

<INFPの認知軸>

  • FiTe:自分の気持ちは正しいものだから他人もそれに従うべき。
  • NeSi:安定した基盤を見つけることができるように、たくさんのアイデアや情報を探す。

内向的な心理機能は、その人の内面でゆっくりと着実に働きますが、表現することは困難であり、時間を必要とします。 それが原因で、他者と一緒にいると、もどかしさを感じることがあります。 逆に、外向的な心理機能は、たとえ不完全であっても素早く表現され他者と共有されます。

一方が難なく表現できる類のことが、もう一方がなかなか表現できないので、お互いに相手が優れて見えます。

例えば、INFJの内向的直観の働きが熟成しないうちに、INFPは外向的直観であれこれと本質を見抜き可能性を示そうとするので INFJは羨望を感じるとともに、INFPが要領を得ないことにフラストレーションが溜まります。

INFPが強い感性を内に秘めていても容易にはそれを表には出せないのに、 INFJは外向的感情の働きによって、素直に感情を表現し、その場に相応しくさり気なく気遣いができるので、 INFPは羨望を感じるとともに、INFJのその表現が表面的で軽々しいと感じられます。

以上は、INFPとINFJの場合ですが、他のタイプどうしでも用いている心理機能に応じて同じようなことが起こり得ます。 そして、密かな対抗心が湧いてしまいます。

相手の言っていることが充分に理解できないときは、自分なりに解釈し直そうとして苦労するでしょう。 それでいて、なかなか納得できないまま終わってしまうことが多々あります。

相手は、 重要なことを単純に考えすぎ、単純なことを複雑に考えすぎると、感じられます。

これもまた、用いている心理機能の内向性と外向性がお互いに反転していることに起因しています。

結局のところ、相手の言っていることは、もっと適切に表現できるはずだと思われてしかたありません。

通じ合うことなく、ぎこちない関係になってしまうことがありますが、 その場合は、どちらかともなく和解するでしょう。

このような、PとJの違いを理解すれば、無益に不和に苦しむことなく、同じ関心事のために有益な情報を交換し、 良好な関係を築くことができるでしょう。

引用終了

※この相性の解説は、16タイプ性格診断の理論を参考に作成されています。

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