アンチエイジング

「糖化」は「老化」の要因のひとつ。糖化でAGEsが溜まると寿命が縮む!?

アンチエイジング

高血糖が続くと、体の中に老化促進物質であるAGEs(最終糖化産物)が生成されます。これを糖化と呼びます。 例えば、お肌のくすみ、しみ、シワ等の原因のひとつに、糖化によるAGEs(最終糖化産物)の蓄積が考えられます。

『若返りの科学 医学が実証した本当のアンチエイジング』著者:藤田 紘一郎 より引用及び筆者改変

上記のマンガは『若返りの科学 医学が実証した本当のアンチエイジング』の一部を引用したものです。さらに詳しく知りたい方は、以下のAmazonリンク先より、試し読みすることができます↓

だからこそ、糖化によるAGEs(最終糖化産物)をなるべく蓄積しない生活習慣が非常に重要になります。そうすれば、お肌がきれいになるだけでなく、長生きすることも可能です。

この記事では、老化の原因である糖化について詳しく解説します。 糖化現象が発生するメカニズムや、糖化によって引き起こされる健康問題についてとりあげます。

ちなみに、高血糖による問題は糖化以外にもたくさんあります。それについては以下の記事をご参考にください。

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どうしてAGEs(最終糖化産物)は溜まるの?

例えば、お米を食べると血糖値が上がります。

そのうちの処理しきれずに余った糖質が、体のタンパク質(=肌、血管、骨など)とくっついて、AGEs(最終糖化産物)が生成されます。これを糖化といいます。糖化は、発見したフランスの物理学者のルイ・カミーユ・メラールの名前からメイラード反応とも呼ばれます。

例えば、クッキーを焼く前は白くて柔らかいですが、焼くと茶色に硬くなりますよね。実はこれも糖化なのです。  クッキーに含まれる「砂糖」が、卵や牛乳などの「たんぱく質」と結びついて変性しているのです。

糖の濃度が高くなるにつれ、茶色が濃くなっていく様子が分かります↓

食べ物の場合は、こんがり焼けて美味しくなるのでむしろ良いことですね。しかし、これが体の中で起こると大きな問題となります。

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肌が糖化すると、シワができて茶色にくすむ

例えば、肌のコラーゲンもタンパク質でできています。肌のコラーゲンと糖がくっついて糖化すると、コラーゲン繊維が破壊されてしまいます。

コラーゲン繊維が破壊されると、肌のハリはなくなり、弾力も失ってたるんでしまいます。さらに、シワもできてしまいます。さらに、クッキーがこんがり茶色に焼けるのと同じように、肌も茶色にくすんでしまいます

普段から甘いお菓子や、甘味料が多く含まれているジュース等を飲んでいる方は注意が必要です。

髪の毛もタンパク質でできているので、糖化すると髪の毛のハリもツヤもなくなってしまいます。

*より詳しく知りたい方はこちらをご参考にしてください↓
皮膚の糖化ストレスと光老化  市橋正光、 八木雅之、 埜本慶太郎、 米井嘉一 同志社大学大学院生命医科学研究科 アンチエイジングリサーチセンター 糖化ストレス研究センター http://anti-aging.gr.jp/english/pdf/2011/8(3)2329J.pdf

糖化が進むと寿命が短くなる

さらに、血管や内臓もタンパク質でできています。体のあるとあらゆる部分はタンパク質でできています。

クッキーを焼くと糖化反応を起こし、硬くなると説明しましたね。

血管に糖化反応が起こると、同じように硬くなってしまいます。

エージーイー牧田クリニック『AGEとは?』 より引用及び筆者改変

俗に言う、動脈硬化を起こします動脈硬化が進むと、死亡リスクの高い心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。さらに、恐ろしいことに、

糖化したものはもうほぼ二度と元には戻りません。

焼いたクッキーが、焼く前の白くて柔らかい生地の状態に戻らないのと同じことです。

この話だけでも、糖化がどれほど怖いことか分かっていただけたかと思います。

いかに早くから糖化を防ぎ、老化促進物質であるAGEsを溜めないことが長寿のカギとなります。

それには、まず血糖値を適性に保つことが有効です。

AGEsの蓄積量を調べられるAGEsセンサ-体内終末糖化産物測定装置-

AGEsが体に溜まると”ヤバイ”ということは分かりましたが、今どのくらい自分にAGEsが溜まっているかは皆さんご存知ないと思います。

なんと、自分のAGEsの蓄積量を調べることができる装置が存在します。

その名も「AGEsセンサ-体内終末糖化産物測定装置-」というものです。こちらは、医療機関の製品になるので、普通は購入できないと思いますので、その検査をしている病院を探すのが良いでしょう。

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この記事を書いた人
ナル心理学

ナル心理学では、16タイプ分類性格診断テスト(≒MBTI診断)を中心に解説!

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