オリゴ糖には便秘改善やダイエット効果など様々な効果があります。しかし、いざ市販のオリゴ糖を買ってみようと思っても、たくさんの種類があるため迷ってしまうのではないでしょうか?
この記事では、どのオリゴ糖が良いかポイントをまとめつつ、おすすめの市販のオリゴ糖商品を紹介していきます。
難消化性オリゴ糖か?
オリゴ糖には、消化できる消化性オリゴ糖と消化・吸収ができない難消化性オリゴ糖の2種類があります。ズバリおすすめは、難消化性オリゴ糖です! なぜなら、難消化性オリゴは善玉菌「ビフィズス菌」のエサとなり、腸内環境を整える効果が高いからです。この作用をプレバイオティクスと言います。さらには、便秘改善にも繋がります!
特に、ラフィノースやガラクトオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やす効果が高いのでおすすめです。ただ一種類に絞らず、複数の種類を摂ることで、様々な善玉菌を増やすことができます。
主なオリゴ糖の種類 | 甘さ(砂糖:100) | 特徴 | |
---|---|---|---|
フラクトオリゴ糖 | 40〜60 | ・玉ねぎ、アスパラガス、ごぼうなどに含まれる ・ショ糖から作られる ・淡い甘み(砂糖の30~60%) ・難消化性 | |
大豆オリゴ糖 | 70 | ・大豆やマメ科植物に含まれる ・大豆から作られる ・砂糖に近い甘み(砂糖の約70~80%) ・熱や酸に強いので調理におすすめ ・難消化性 | |
ラフィノース | 20〜40 | ・てんさい(砂糖大根、ビート)から作られる ・オリゴ糖の中でも最も早く ビフィズス菌のエサとなるといわれている ・上品な甘み(砂糖の約20%) ・難消化性 | |
ガラクトオリゴ糖 | 20〜40 | ・母乳や牛乳に含まれている ・乳糖から作られる ・あっさりとした甘み(砂糖の約20~35%) ・難消化性 | |
イソマルトオリゴ糖 | 20〜50 | ・他の糖類に比べて熱や酸に強い ・ハチミツや味噌、しょうゆなどの 発酵食品に含まれる ・トウモロコシから作られることが多い ・まろやかな甘み(砂糖の約20~50%) ・オリゴ糖の中ではカロリーが高め ・消化性(一部が難消化性) |
シロップタイプ?顆粒タイプ?
市販のオリゴ糖には、シロップタイプのものか、顆粒タイプのものがあります。
- シロップは料理の際に使いやすいです
- 顆粒タイプは、湿気があると固まりやすいので保存しづらい面もありますが、純度はシロップタイプのものより高いです
料理に使いたい方は、シロップタイプのものが良いかもしれませんが、こちらは基本的に自分の好みで選ぶと良いで選ぶと良いでしょう。
おすすめの市販のオリゴ糖
いよいよ、おすすめの市販のオリゴ糖を紹介していきます。
「北海道てんさいオリゴ 1kg」は難消化性のラフィノース等のオリゴ糖が含まれており、値段も1kgで809円(値段は変動することがあります)と大変安価でおすすめです。
こちらはシロップタイプであり、ショ糖なども含まれているので摂り過ぎには注意が必要です。もちろん、普通の砂糖を摂るならこちらを摂る方が健康的ではあります。
甘さも十分にあり、シロップタイプで手軽に使える点が評価できます。
次におすすめするのが、キャンハート・サプリメント「フラクトオリゴ糖」です。こちらは顆粒タイプで、なんとフラクトオリゴ糖が95%以上も入っています! 分包なので使い勝手も良く、甘さも控えめで食べやすいのが特徴です。
Amazonのレビューでも便秘が改善されたとの声も多く、その効果の高さがうかがえます。さらに、値段も1,680円(値段は変動することがあります)とお得です。
[番外編]甘いのに血糖値が上がらないイヌリンとは?
また、同じように甘いのに血糖値が上がらないイヌリンというものがあります。しかも、イヌリンにはもうひとつ大きな効果があります。それは、食前にイヌリンを食べると血糖値の上昇を抑えてくれる効果があるんです!
しかし、オリゴ糖に比べて甘さはあまりありません。
甘みは、砂糖の甘さが100だとすると、以下のようになります。
- オリゴ糖…20〜70(オリゴ糖の種類によって甘さが異なる)
- イヌリン…〜20以下
つまり、血糖値の上昇を防ぐには、甘いものを食べたいときはオリゴ糖を食べ、食前の前にイヌリンを摂取することが最適だと言えます!
イヌリンについては、こちらを参考にしてください↓
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