MBTI(エムビーティーアイ : Myers-Briggs Type Indicator)は、とても良く当たる性格診断テストで知られていますが、その診断項目には、外向性と内向性というものがあります。
MBTIについてまだ、知らないという方は、以下の記事を参考にしてください。
外向(E)と内向(I)とは
人は外向的(E)な面も、内向的(I)な面も両方持っていますが、通常どちらかに偏っています。
1. 関心を寄せる方向について。
外向(E) <—> 内向(I)
意識が外に向く傾向が強い人と、意識が内に向く傾向が強い人がいます。
引用 『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より
外向(E)と内向(I)それぞれの特徴
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
E(外向型) | I(内向型) | |
---|---|---|
社交的 | 控えめ | |
初対面でも平気 | 初対面は苦手 | |
広い交友関係を持つ | 狭く深く付き合う | |
喋るコミュニケーションが好き | 書くコミュニケーションが好き | |
飲み会が続いても楽しい | 飲み会が続くとしんどい | |
色んなことに興味を持つ | 1つの興味を掘り下げる | |
話しながら考えをまとめる | 考えがまとまったら話す | |
パーティで人を紹介する | 人に紹介される | |
熱狂しやすい | 物静か |
上記の表は、くぼちんの天才ブログ『E(外向型)とI(内向型)の違いを解説 〜MBTIの分類③〜』 より引用
E(外向型) | I(内向型) | |
---|---|---|
物事を考えるときに客観的に考える | 物事を考えるときに主観的に考える | |
人を誘う側 | 人を誘うより誘われる側 | |
興味関心は世界の中にある | 興味関心は自分の世界の中にある | |
自己表現が得意 | 自己表現が苦手 | |
世界の在り方を考える | 自分の価値観・思想を重視する | |
興味関心が世界側に向いている | 興味関心が自分側に向いている |
上記の表は、今すぐ使える心理学『【MBTI】ユングのタイプ論について』 を参考に作成
内向的な人でも、社交的なタイプもいます。ただ、それは自分の関心のある範囲内でのことかもしれません。
まだ、外向・内向的な性格が十分には認知されていないことも多いです。特に、「内向型は、シャイで、社会生活にも向いていない」といった誤った見解を持っている人がいるかもしれません。
以下の動画では、ユーチューバーで自身もINTP(研究者タイプ)で内向型 (I)のMicaela ミカエラさんが、誤解されやすい内向型の説明を分かりやすく解説してくれています(1:30頃からその説明が始まります)。
ユーチューバーは、たくさん喋るし、注目を浴びる職業でもあるので、外向型(E)だと思われがちですが、ミカエラさんのように内向型(I)のユーチューバーもいます。
※英語での解説ですが、右下の歯車アイコンの設定ボタンから、日本語字幕に設定することが可能です。
外向性と内向性の違いについては、以下の記事も参考にしてください↓
外向(E)と内向(I)の詳細説明
『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)
意識が自分の外に向かうか、それとも自分の内に向かうかで その人がそのときに与える印象は大きく異なります。 そのことは、きっと誰もが気づいていることでしょう。
注意の対象が外にあり、意識が外へ向かうとき、 周囲の人や事物によく気がつくことができ、また、積極的に働きかけることができます。 この外向の傾向が強いと、賑やかで元気があり、活動的な印象を与えます。 ときに騒がしいとさえ受け取られるかもしれません。
一方、注意の対象が自己の内面にあり、意識が内に向かうとき、 その内観的な様子は、物静かで、思慮深く、慎重な印象を与えます。 ときに、内気で引っ込み思案であると受け取られるかもしれません。
MBTIでは、この外向性と内向性の区別が重要になります。 しかし、外向と内向に優劣があるとは考えません。
もちろん、それぞれの状況において、長所、短所となる特徴はあります。
もし、お子さんがいらして、その子が元気がありすぎて心配であるとか、 内気すぎて心配であるなどと憂慮される親御様もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここでいう外向性と内向性について偏見なく知ることができたなら、 今までと違った見方ができるのではないかと思います。
実際は、常に外向的な人とか常に内向的な人はいません。 誰しも外界に注意を向け、活動的で賑やかなときもあれば、静かで内観的なときもあるものです。
このサイトを読み進めていただけばご理解いただけることですが、 一人一人は外向性の心理的な働きと、内向性の心理的な働きに頼っており、そのバランスを取ろうとします。 しかし、一人の人がどちらかの性質に偏っていることはよくあることです。
大半をの時間を外界に対して意識を向け活動的に過ごすな人たちもいれば、 逆に、内面に注視し続け、黙々と作業をしたり、感性を探ったり、考えに耽ったりする人たちもいます。
外向性が強い人は、一人でいると元気を失い暗い気分になりがちです。 一方、内向性が強い人は、大勢の人に囲まれていたり、騒がしい環境に置かれると居心地が悪く感じます。 たとえその場では、うまくやり過ごしているとしても、その後、どっと疲れを感じることでしょう。
おそらく、昔から誰もがこの世界には外向的な人と内向的な人がいることには気がついていたと思います。 しかし、この外向性と内向性が具体的にどのような違いがあり、 人生においてどのような影響を及ぼすか考えてみた人は少ないのではないでしょうか。
※『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用終了(一部改変)
以下、それぞれの心理傾向軸の参考記事になります。





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