ESTJ(責任者タイプ)のリーダーシップについて解説します。
『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)
特に若い頃は、合理的思考と実用的な知識を活かせる機械や工学、 コンピュータ関係、または経営に興味を持つことが多いようです。
ESTJは指導されることも、指導することも望みます。 業績や成果を重んじます。 自分もまた、有能であろうとし、評価を得るために努力します。 軍隊ぐらい厳しい規律の下に身を置いたほうが心地よいぐらいです。
初めは個人的な能力を発揮する仕事を選んだとしても、 少しずつ仕事を覚え、経験と知識を増して、 やがてマネージメント能力を活かせる立場を任されることがあります。
自分自身に大きな仕事のチャンスが与えられると張り切って成し遂げようとします。 成果や努力のアピールが上手く、組織のルールを理解しよく従うことができ、 目上の者を敬うので、順調に出世することが多いようです
その場合は、大抵の場合、 上からの命令を伝えることで、グループの仕事の進捗を管理する役職になるでしょう。
安全で働きやすい環境を作ることに尽力します。
プロジェクトの各段階で必要とされる作業を考えながら、 資金、物資、労働力などを計画的に分配し、それらを効率的に活用できるように監督します。
すぐに結果が出ることを期待し、非効率で仕事が遅いことには耐えられません。 要求が厳しく、基準を満たしていない場合は面と向かって遠慮なく批判します。
せっかちなところがあるので、 成果を出すためにある程度時間がかかることを認めるには時間がかかるかもしれません。
自分の管轄の役割と立場をわきまえ、皆には規律を守って働いてもらいたいと考えています。 やってみないと分からないことに対しては無理に否定することはしませんが、 規律を乱す行為や、非合理的な行為に対しては厳しい態度を取ります。
組織と人々の安全と利益を守るために率直に批判することは必要なことです。 そうすることによって、危険を避け、過ちを繰り返さず、秩序を守りながら計画を進めてゆくことができます。
普段は、なかなか人のことを褒めることはしません。 律儀に働いている人間や目標達成の際に大きく貢献した人間を改めて賞賛することはあるでしょう。
よく人と会う機会を設けるので、新たに協力者を得ることになったり、新しい仕事を得る機会が訪れます。 しかし、同時に、新しい義務を負うことになり、思案する暇もなく多くのことに手を出すことになってしまいます。 並行して多くの物事を処理してゆく能力に優れてますが、 限界を超えると、本当にすべきことを忘れて、 あらゆることへの関わりが手薄になってしまったり、他人任せにしてしまうことがあります。
普段から他者の働きを認め感謝の気持ちを表現していないと、人間関係の和を保つことができず、 あからさまな、もしくは陰湿なしっぺ返しを食らうことになるかもしれません。 そのことが致命的にならないように気をつける必要があります。
仕事に熱中するのは良いことですが、ときに人の話しに耳を傾け、プロジェクトの真価について振り返る必要があります。 そのことが、自分自身の強いモチベーションの基盤となり得ます。
『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用終了(一部改変)
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- ロードマップ – ESTJ(責任者タイプ) –
- はじめに – MBTIとは
- 自分の性格の概要
- “ESTJ”の4文字の意味
- 心理機能(認知機能)について
- 自分の心理機能(認知機能)を知る
- 心理機能(認知機能)を上手に活かす
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