ナルキン心理学

長所=第一機能(主要機能)だけ伸ばしてしまうメカニズム

心理機能のバランス – 長所に偏ることで生じる問題」の記事で、心理機能のペアについて・第一第四ループ(第一機能か第四機能の暴走)を説明してきました。第一機能をばかり発達させ、偏ることで問題が起こることは理解していただけたかと思います。

では、そもそもなぜ、第一機能(主要機能)だけを発達させてしまうのでしょうか? そして、どうすれば、心理機能をバランスよく使いこなせるようになるのでしょうか?
まずは、メカニズムについて探っていきます。メカニズムを理解すれば、それを応用でき、心理機能をバランスよく使うためのヒントにもなるはずです。

第一機能(主要機能)は「利き手」と似ている

MBTIにおいて、第一機能は別名:主要機能(dominant function)といいます。dominant functionを、著者ナルキン dominant handは「利き手」と訳すことにヒントを得て、「利き機能(使い慣れた機能)」と訳しました。 dominant handでdominant functionの感覚が掴めたのではないでしょうか。

第一機能(主要機能)だけ伸ばしてしまうメカニズムも、利き手と同じように考えれば、理解しやすいのではないでしょうか。人は利き手ばかり使い、利き手でない手は放置しがちです。心理機能もそれと同じように、第一機能(主要機能)ばかり使い、第四機能は放置されがちなのです。

第一機能(主要機能)だけ伸ばしてしまうメカニズムを簡単に述べましたが、さらに詳細に解説すると、以下のようになります↓

まず、人間は幼少期から外界の脅威に対抗するため、心理機能(認知機能)を用い”有益な真理“*に頼ります。
*有益な真理;ここでいう真理とは、自分自身が疑えないと信じられる何か。つまり、有益な真理とは、人が自分自身の将来を保証し、安心するため、より確からしい(つまり確かだと思われる)頼れそうなモノ・コトを指します(例えば、)。その有益な真理を見つける役割にあるのが、心理機能(認知機能)であり、心理機能の種類によって見つけ出す有益な真理も異なります。
参考記事 心理機能(認知機能)の存在理由各々が見出す有益な真理(心理機能)

第一機能(主要機能、利き機能)を使い、なんとか脅威をしのぐことができたのです。そうすると、一度使い方のわかっている機能のため、次回もそれを使って対処します。

そうすると、「エニアグラムと、性格と、心理機能(及び有益な真理)の関係とそれでできること」の記事で説明したようにバカの一つ覚えになってしまいます。

そのため、第一機能と第四機能がペアの機能であるにも関わらず「片方だけ伸ばしてしまう→(必然的に)もう片方が未熟になってしまう」現象が起こってしまうのです。

主要機能(利き手機能)と言われるだけあり、以下のようなループが起こってしまいます

使いやすい方(第一機能)だけ使う

慣れる&使いやすい

さらに使うのが得意になる

更にそれしか使わない

ループ

つまり、第四機能はないようなもの(第四機能は機能不全状態が多い)

性格を判断するには上位3つの機能だけで良いくらい

これでは、何にでも対応できることからほど遠くなってしまう

このメカニズムが働くことにより、第一機能は発達し(=得意で使い慣れている)、第四機能は発達しません(=不得意で使い慣れていない)。おさらいですが、心理機能(認知機能)のペアは以下のような組み合わせになっております↓

心理機能「反対でありながらペア」(クリックで表示)

  1. Ne(外向的直感=”目の前の現実以外を見て”既存にない選択肢を探す)
     ⇕
    Si(内向的感覚=”目の前の現実だけを見て”既存の選択を続行する)
  2. Ni(内向的直感=過去から未来への物事の変化を感じ、それから行く末を予想する)
     ⇕
    Se(外向的感覚=今まさに物理的に目の前で起こっていることを確認すること)
  3. Te(外向的思考=何でも良いから効率的に改善・拡大を繰り返す)
     ⇕
    Fi(内向的感情=自分自身の基準にこだわりを持ち、何かがその基準を満たすか吟味する)
  4. Ti(内向的思考=物事の真偽やメカニズムを明らかにする)
     ⇕
    Fe(外向的感情=何が正しいかや、どうするべきかを言い争うことよりも、とにかく人間の和を大事にする)

-制作:ナルキン(Narukin)=Naru Honda(本田成)
ググってね!

例えば、各タイプの得意な心理機能(第一機能)・不得意な心理機能(第四機能)に注目すると、以下のような図式が成り立ちます↓

  • ESFJ、ENFJにとって、Fe(得意)⇔Ti(苦手)
     ⇕
    ISTP、INTPにとって、Ti(得意)⇔Fe(苦手)
  • INFP、ISFPにとってFi(得意)⇔Te(苦手)
     ⇕
    ESTJ、ENTJにとってTe(得意)⇔Fi(苦手)
  • ESFP、ESTPにとってSe(得意)⇔Ni(苦手)
     ⇕
    INTJ、INFJにとってNi(得意)⇔Se(苦手)
  • ISFJ、ISTJにとってSi(得意)⇔Ne(苦手)
     ⇕
    ENTP、ENFPにとってNe(得意)⇔Si(苦手)

これら苦手な心理機能=自分の中に眠る第四機能(劣等機能)は、 自分を最大限に活かすために「向き合うべき自分の課題と言われています。

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