以前、ナルキン心理学では以下のことを書きました↓
- 性格=自分自身ではない
- 性格に自分自身が使われてはならない(性格に支配されてはならない)
- 性格は自分自身が使いこなすものである
ナルキン心理学では、心理学・経営学・脳科学などの使えるもの全てを用いて、自分の実になるように役立てることを目指しますが、そこに自分固有の”性格の特性”も加えるということです。
では、ナルキン心理学ではそれらを「どのように自分の実になるように役立てていく」のでしょうか?
ナルキン心理学の世界の捉え方とナルキン幸福論
ナルキン心理学では世界を「固定したもの」とは考えておらず「流動的なもの」と考えています。長期的に見て、世界に変わらないものなど何一つないからです。 老子に近い世界観かもしれません。
〇世界は流動的な変化するもの
✖世界は固定した不変のもの
万物流転(読み)バンブツルテン
コトバンク『万物流転』より引用
この世にあるあらゆるものは、絶え間なく変化してやまないということ。
それゆえ「静止した世界での絶対的な幸福」がそもそも存することはなく、そこにたどり付けば幸せになれるとは考えていません。代わりに「状況と自分のバランスをとりつつ目標へ進むこと*」を幸せと考えています。 「その過程」こそが幸せだと考えるからです。 再帰的に考えると、筆者ナルキンにとっては、このサイト制作自体が幸せを感じることとなっています。
それでは、現時点で目標が特にない人はどうすればいいのでしょうか? まずは「目標の発見」がメインとなります。 目標を発見したあとで、改めてそこにたどり着けば良いのです。
目標を発見していない人にとっては「目標の発見」こそがメインの目標となるでしょう。その場合に取る第一の行動は「探索」です。そもそも人は多かれ少なかれウィキペディアを読んだり(知識の探索)、Amazonで商品を探したり(商品の探索)、目的もなく何かを探索することが好きなものです。
ナルキン心理学を構造化・図式化
ここでナルキン心理学を構造化・図式化してみましょう。(*心理学知識のまとめはナル心理学、それをどう使いこなせばいいか方針を伝えるもの=ナルキン心理学、と当面はさせていただきます)
[ 状況A [自分自身・心理機能] ] → 目標 → [ 状況B [自分自身・心理機能] ] → 目標 → [ 状況B2 [自分自身・心理機能] ] → 目標 → …
となりますが、図式化したものが以下になります↓
さらに、状況A [自分自身・心理機能]をより詳細に図式化すると以下のようになります↓
↓
拡大すると…
↓
詳細に解説すると以下のようになります↓
目標があるとき、そこに向かって進んでいく過程で、色々な心理機能を使って乗り越えていくことになる(*目標がないときは「発見」が目標となり探索が行われる)
↓
(その道中)目標へと進むため”外と中の最適なバランス”を探しつつ、心理機能(認知機能)を用いて、脅威や障害に満ちている外界の状況と折り合いをつけながら進んでいく
-図解- 外界でうまくやるための心理機能(認知機能)と有益な真理の関係
↓
そうして進んでいくと、目標(ゴール、目的地)が見えてくる
↓
目標を抜けると、以前にはなかった新たな状況に出くわし、また新たな目標が見つけられる
↓
新たに現れる状況と折り合いをつけつつ(外界の脅威に対抗しバランスを取りつつ)、新たな目標を目指し進むことを決める
↓
繰り返し
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