ナルキン心理学

不安を感じるココロの活かし方

皆さんは不安を感じやすい性格ですか?  筆者本田成(ナルキン/NarukinTwitterFacebook)の友人Tは不安を感じやすい性格(神経症的)です。

あまりにも不安を感じやすく、例えば、いつか起こるであろう地震を恐れていました。確かに、大震災をテレビで見ると怖いですが、世の中にはそれほど不安を感じない人もいます。そう、まるでお化け屋敷を死ぬほど怖がる人がいる一方、それほど怖がらない人もいるように、不安を感じやすい人と感じにくい人がいるのです。
心理学では、そういった神経症的な傾向の原因は半分は遺伝(先天的:後天的=50:50)によるものと判明しつつあります。残念ですが、大きな不安を感じやすい人は「生まれつき」不安を感じやすい性格ということです。

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不安を感じるココロの活かし方

さて、話は戻りますが、友人Tは地震に対して不安を感じることにどう対処すればよかったのでしょうか? 彼は「不安を感じる」「怖い」「不安を感じないようになりたい」と言いながら深呼吸の習慣を取り入れたりヨガをすればい いと話していました。

確かに、それも一つの方法です。内面の不安を和らげることができるでしょう。しかし、根本の不安を解決しなければまた地震の恐怖は襲ってきます。えっ、地震を解決なんてできないって? それはその通りです。 
しかしながら「万が一自身が襲ってきたときへの備え」なら可能なのです。例えば、揺れたときに家具が倒れてこないように釘で床や壁へ固定するなどです。そのようなことをせず、ただ怯えたり、内面の恐怖を和らげても根本的には不安は消えません。

では、先ほどの例で家具を固定したあと、それでも不安を感じたらどうすればいいのでしょうか? 実は、それを誇ればいいのです。不安を感じるという「偉大な力」をです。

世の中にあまり不安を感じない人と比較してみましょう

  • 地震に不安を感じない人
    万が一の地震に備えない → 実際に地震が来たら家具に潰されてしまう
  • (地震に不安を感じている)友人T
    万が一の危険を察知し家具を床に釘で固定した → 地震に備えることができた → 実際に地震がきても助かる可能性が高い

こう考えると、不安を感じることは案外悪いことではなく、むしろ危険を察知できる能力が高いと言えます。それを上手く活かせば、慎重に万全を期すことができるのです。
そう、性格のほとんどはメリットデメリットで成り立っており、不安のメリットは 「他の人よりも危険を察知できる能力」なのです。

不安を感じ危険を察知できるからこそ、不安要素をつぶすことができるのです。 そう、何かに不安を感じたときはただ恐れるのではなく、その不安の根源を一つ一つ叩き潰し対処すれば他の人より先に進めてしまいます。
このようにデメリットと思われるものでも、自分の見方や捉え方を変えるとメリットが見えてきます。 不安を感じやすい自分の性質をプラスに転じてみましょう!

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