ナルキン心理学

性格診断の結果は気楽に捉えよう

ナルキン心理学

皆さまは16タイプ診断をお受けになられましたか?

そこで出たタイプ診断について困ったときはありますか? 具体的には、以下のような状況におちいったことはありますか?

  • 違うサイトで診断すると前回と異なるタイプが出る(前回はAAタイプだが、違うサイトではBBタイプと診断された)
  • 同じサイトで診断しても、時間をあけて再び試験すると前回と異なるタイプが出る(前回はEEタイプだったのに3か月後に検査したらFFタイプと診断された)
  • 診断サイトではXXタイプと診断されたが、自分で説明を読むとYYタイプの方があうと思う

結局、自分はどのタイプなのか悩んでしまってはいないでしょうか。

スポンサーリンク

人を16タイプには当てはめることはできない

ここで思い出していただきたいのが以下の記事です↓

16タイプ性格診断(≒MBTI)は人を無理やり16タイプの内のどれかに当てはめたものであり、エニアグラムも同様に無理やり9タイプに当てはめたものです。

しかし、日本人も世界の人々も、人はそれぞれが一人ひとり別人であり、10種類そこらで紋切り型に当てはめることは理論的に不可能です。
また、人は環境に影響を受けることもあり、環境が変われば自分の中も多少は変化しますから、このときは〇〇タイプだが、あのときは△△タイプというのは(そのときの環境や気分によって)十分あり得ることです。

例えば、筆者本田成(ナルキン/NarukinTwitterFacebook)は基本的にはENTPですが、優勢機能であるNe(外向的直観)Ti(内向的思考)を使いすぎたり、また、一日のうちでも朝はENFP(発明家タイプ)になりこれからすることに思いを馳せワクワクしたり、夜はINTP(研究者タイプ) になり今日行ったことを振り返り、しっかり内省したいこともあるでしょう。

多くの人が思い当たることです。 何にも影響を受けない”不変の人”や絶対的なMBTIタイプ(例えば絶対的なENFPやINFP)はいないのです。一日の始まりと終わりでタイプが違うことだってあるでしょう。

MBTIやエニアグラム等の類型論(人をタイプに当てはめる学問)は、個人の全体像を簡単につかむことはできますが、そのタイプの典型的な行動・思考・感情に焦点をあてるため、中間タイプや混合タイプ・動的に揺れ動くタイプ(例:人といるときENTPだが、一人のときはINTJやINTPになりがちなタイプ)などをどうしても取りこぼしてしまいます。しかし、各タイプについて描かれたイメージは空想の上に描かれた典型的でなものである上、人は元来多様なことから、人は皆、そのような典型から外れていることがむしろ通常なのです。

あるいは、例えば、混合タイプ、例えば「ENTP 50% + INTP 20% + INTJ 30%」等と考えることもできるでしょう。 何を隠そう、これが筆者自身の自分自身に関しての正しいと考えるMBTIプロフィールなのです。

スポンサーリンク

心理学(類型論)を気楽に使いこなす

最後に伝えたいのは、心理学(類型論)の使い方です。
心理学は「人のココロを知る学問」です。 あなたはどうして人のココロを知りたいのでしょうか? それはもちろん、自分の心理の性質を知って、人生に有意義に活かすためだと思います。

ですから、MBTIやエニアグラム等の診断で自分が何タイプか悩み出してしまっては本末転倒です。 心理学はあなたが使うためにあるのです。

〇 あなたがあっての心理学
✖ 心理学があってのあなた

※以下の記事も参照(どの心理学を信じればいいの? から)↓

人のココロはまだまだ心理学でもわからないことだらけです。繰り返しになりますが、人は一人ひとり違うのですから「絶対的な心理学」が存在しないわけで、誰かに当てはまることが他の人に当てはまらなかったり、人のココロはわからないことばかりで当然です。心理学に関しては気軽に「こういった見方や捉え方・理論もあるな」と捉え、気楽に使いこなしていきましょう。

このブログを広げるために1クリックお願いします

この記事を書いた人
ナル心理学

ナル心理学では、16タイプ分類性格診断テスト(≒MBTI診断)を中心に解説!

↓SNSをフォローで役立つ情報をチェック!!↓
この記事を読んだあなたの感想をSNSでシェアしてみましょう!
↓SNSをフォローで役立つ情報をチェック!!↓
スポンサーリンク
ナルメカ(ナルキンのそうなるメカニズム) -NaruMECHANISM-

コメント

タイトルとURLをコピーしました