通常、病院などの手術で割引券やクーポンを配布することは倫理的にあってはならないことだと思いますが、眼内コンタクトレンズ(ICL)手術においては、盛んに割引クーポンが配られています。
クリニック間の患者誘致競争が激化したことで、医療行為が一般商品のように無分別に売買されていますが、倫理的に許されるべきではないはずです。
目は精密機械のように繊細で、ちょっとしたことでも問題が起きてしまいます。実際、レーシックによる後遺症が残った方の中には、自殺すら考えてしまうほど苦しんでいる方がいます。
この記事では、ICL手術の割引クーポン問題について言及します。
割引クーポン・割引券を配布している主な病院
頻繁に割引クーポンを配布している病院として、以下が挙げられます。
実際、ツイッター上で「icl 割引」と検索すると、新宿近視クリニックや品川近視クリニックを筆頭に割引クーポンを配っていることがすぐに分かりました↓
品川近視クリニックでの、具体的な割引額は以下のようになっているようです↓
患者の目は商売道具ではない
紹介者にも謝礼がもらえるとある上記のツイートに書いてあるので、
- 一度手術を受けた患者が、謝礼を目当てに新たな患者を複数人探す
- 紹介を受けた患者が手術を受ける
- その患者がまた、謝礼を目当てに新たな患者を複数人探す
- 以下繰り返し
推測ですが、病院にねずみ算式に患者が入ってくるという構図ができているのではないでしょうか?
もし、そうであれば完全に患者の目を商売道具にしていると言われても仕方がないのではないでしょうか?
ICLはレンズが取り出せるからリスクがないと言われていることも多いですが、実際はそんなことはありません。どんな手術であれ、リスクは必ずあります。
実際に配布されている割引クーポンは以下になります。
最後に
繰り返しますが、割引クーポンが配られ、医療行為が一般商品のように無分別に売買されていますが、倫理的に許されるべきではないはずです。
目は本当に繊細です。目の手術において、少しのミスでもあれば一生悔やむかもしれない後遺症が残る可能性があります。筆者自身も2019年12月後半に茨城県取手にある松本眼科にてICL手術を受けましたが、右目の虹彩だけ薄くなり、右目の視界に眩しさと白いモヤが残ってしまい大変後悔しています。この後遺症は、レンズを取り出しても治るものではありません。
以下のリンク先より、そのICL体験談・失敗談を読むことができます。
ICL手術はこれを読んでからでも遅くはありません!
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