眼内コンタクトレンズ(ICL)手術とは、小さなレンズを入れ、裸眼での視力を上げる手術のことです。
どんな手術においても、合併症や副作用が必ず0ということはないです。ICLも例外ではありません。なるべく腕の良い術者のもとで手術を受けることが大切であり、仮に問題が起きた場合、アフターケアをきちんと施してくれるかどうかが重要です。
しかし、筆者は実際にICL手術を受け、虹彩が薄くなることで右目にまぶしさと白いモヤがかかって見える合併症が残ってしまい、その後のアフターケアも納得がいくものではありませんでした。
※この記事を見ている中で眼科医師の方(弁護士の方)がいれば、助けを求めたいです。このまぶしさと白いモヤを治す方法や病院側にどのように訴えるべきかを知りたいです。一生まぶしいかもしれないのに、虹彩損傷の補償がないことも到底納得できません。誰かの助けを借りたいです。 よかったらこの記事を、私のために、これから受けようとする人のために(ツイッター等で)広めてほしいと強く願っています。
情報提供してくださる方は、お手数ですがこちらのお問合せページにて送って頂けますと大変助かります。
前回の記事はこちらです。
ICLの合併症について
ICL手術を受けて、合併症や副作用が全く起こらないということはありません。
主な合併症や副作用としては、以下のようなものがあります。
- 夜間のハロー・グレア
- 度数ずれ
- 感染症リスク
- 視力の低下
- 水晶体への影響
- 眼圧の上昇
参考URLhttps://jp.discovericl.com/%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A8%E3%81%AF#undefined
ICLの合併症による後悔
筆者に残った合併症は、手術中に虹彩が飛び出し、おそらくそれを縫ったことにより、虹彩が一部ハゲて薄くなったことで起こったと考えられます。
これは、レンズを取り出しても元には戻りません。
医師の話によると、手術中に緊張したり力んでしまったりすると虹彩が飛び出ることがあり、若い人ほどよくあるとのことでした。(このことはネットではほとんど載っていませんが、筆者が診てもらった医師2人ともこのことを言及していました。)
そのような話は事前に聞かされていないため大変驚きましたし、右目の虹彩が薄くなったことで以前と色の見え方が変わってしまいました。
例えば、オレンジがかったライトを見たとき、
左目:オレンジ色
右目:白っぽい色
に見えてしまい、どちらが正しい色か分からなくなってしまいました。
もしも、デザイナーだったりメイクの仕事をしている人だった場合、これは大問題です。
アフターケアの重要性
筆者は、茨城県取手の松本眼科で、医院長である松本雄二郎先生の手術を受けました。
術後1週間後の検診で、松本先生に右目のまぶしさと白いモヤのことを訴えましたが、白内障の術後でもまぶしくなることはよくあることだと言われ、それ以上には診てもらえませんでした。
術後2週間後の検診では、加治優一先生に診てもらいましたが、視力は見えていると言われ、右目のまぶしさと白いモヤのことは、こちらが言うまで言及すらしてくれませんでした。もちろん、受付ではその症状が気になっていることは伝えていました。
加治先生にまぶしさの原因を尋ねると、レンズの反射によるものかもしれないと言われました。
また、まぶしさを解消する方法を尋ねると、
加治先生「瞳孔を収縮させてまぶしさを抑える目薬もあります」
筆者「でも、それって一生使うことになるんですか?」
加治先生「そういうことになりますねぇ」
と人ごとのように言われたのも、非常に大きなショックでした。
他の病院で診てもらうことに【セカンドオピニオン】
松本病院での対応に納得いかず、他の病院で詳しく診てもらうと簡単に原因はわかりました。
虹彩が薄くなっていたためです。検査の画像を見ると、素人の筆者でも虹彩の一部がハゲていることがわかりました。虹彩の断面図も見せてもらいましたが、以前の半分ほどに薄くなっていました。
松本眼科の対応に対する疑問
なぜ、他の病院ですぐにわかったことが松本眼科では分からなかったのか非常に疑問です。検査した段階で、虹彩が薄くなっていることがわかっていてもおかしくないと思います(素人の筆者ですらすぐにわかりました)。もし、虹彩が薄くなっていたことを分かっていて言わなかったとしたら、隠蔽していたことになります。仮に、そうだとしたら、絶対に許すことはできません。
そうでなくても、原因が分からなかったら他の病院を紹介することはできたはずです。筆者が他の病院を探し、診てもらわなかったらずっと原因が分からなかったかもしれません。
そもそも松本眼科では、まぶしさの原因は「レンズの反射によるものかもしれない」と言われていたため、レンズを入れ直そうとも考えていました。もし、そのことを信じてレンズを入れ直していたらと思うと、その診断も許せません。
レンズを抜いても、目のまぶしさが一生戻らないというのは、悲しみが大きすぎます。なのに、この症状を治す方法がどうしたらいいか分からず辛いです。今のところ後悔の一言です。地獄へ突き落されたようです。
一生まぶしいかもしれないのに、虹彩損傷による補償がなければ到底納得いきません。
視力が2.0で成功ではなく、総合的な見え方としてのQOLが大事なはずなのに、松本眼科ではそのことをないがしろにされたと感じています。部分的には手術も見え方も失敗してると言えると思います。それなのに無理やり成功にするのはおかしいはずです。
ICLを受けるべき?
筆者の場合、この右目のまぶしさがなければICLはとても良いものだったと思います。しかし、筆者の目には取り返しが付かないかもしれない合併症が残ってしまい、気軽に他人に勧めることはできなくなってしました。
仮にICL手術を受けるならば、治療実績があり、その後のアフターケアもきちんとしている病院でのみ、ICLを受けると良いでしょう。
最後に、医療関係者(特に眼科医の方)や弁護士の方で、このまぶしさを治す方法や病院側にどのように訴えれば良いか、ご存知の方がいればどうかお力を貸してください。また、同じような被害者が増えないよう、この記事を見ていただいた方は(ツイッター等で)拡散してくださると大変嬉しいです。
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