16タイプ診断(≒MBTI診断)では、物事を効率的に素早く達成するのが得意な外向的思考(Te)タイプ(例えば、リーダータイプのENTJ等)と、自分の価値観や好みを吟味する内向的感情(Fi)タイプ(例えば、心理学者タイプのINFP等)がいます。そして、このタイプは正反対なので、お互いの考え方に拒否感を示すことが多いです。
しかし、お互いの考え方を取り入れることで、いろんな物事に対処できる力を身に付けることができます。 この記事では、外向的思考(Te)と内向的感情(Fi)を特徴や違いを説明し、その両方を使いこなす方法を詳しく解説します。
外向的思考(Te)とは
自分や周りの価値観や好みを度外視し、物事を実現させることを第一に考えています。自分を中心とし、外の物事を動かしていくと考えています。
内向的感情(Fi)とは
現実可能かどうかを度外視し、自分の価値観・好みを実現させたいと思います。外の物事・環境から受け取った情報を中心に、自分の価値観や生き方について深く考えます。
外向的思考(Te)と内向的感情(Fi)の対立と統合
外向的思考(Te)と内向的感情(Fi)は、上記の図で見たように物事の捉え方が全く違います。しかし、この2つの能力は両方ともに使うことで真価を発揮します。つまり、自分の理想(Fi)を効率的に素早く達成する(Te)、という風に考えるべきなのです。
心理機能をさらに深く知りたい方へ
『MBTIへのいざない―ユングの「タイプ論」の日常への応用』という本には各心理機能について詳細に解説が書かれています。この本を読めば、MBTIの全てが分かると言っても過言でもない良書です。 ページ数が多く、ネットや他の本には載っていないような表や資料などのデータが豊富で、大変参考になります(自分の性格では不得意(苦手)な部分(=劣等機能)との付き合い方やST・NTタイプという分類や各タイプごとの自分自身を生かす方法などの表や資料)
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