前の記事はこちら→動機:なぜ(WHY)の重要性
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さて、読んでみてどんなことを感じとりましたか?
この話のまとめとしては以下になります↓
1人めのレンガ職人
「レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。」
→言われたからやっているだけでレンガ積みはなんの意味もない作業・労働
2人めのレンガ職人
「この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。」
→生活費(お金)を稼ぐのが目的
3人めのレンガ職人
「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」
→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することがという使命を果たすことが目的
見てもらえばわかるよう、働く動機(なぜそうするかの理由、WHY)が全く違います。目的意識が全く違うとも言えます。
「働くことの意味」について、考えさせられますね。
実はこの話には続きがあります。10年後にこの3人はどうなったか。
1人目は相変わらず文句を言いながらレンガを積んでいました。
2人目は、賃金は高いけど危険の伴う屋根の上で仕事をしていました。
そして
3人目は、現場監督として多くの職人を育て、出来上がった大聖堂には彼の名前がつけられたのです。
・・・どうでしょうか?
3人の動機が違うと、現実世界でもこれほどの違いが生まれてもおかしくはありません。
これほど動機(なぜそれをするのか)が重要だというたとえ話をするためにこの物語を引用しました。
*もちろん、レンガ積みなどの体を動かす作業が性分にあっている人もいます→オペレーター
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