さて、前回の記事で「なぜ(WHY、それをする理由)」が非常に大事だと説明しましたが、自分に何をしたいか問いかけて、そう容易く就きたい職業やしたい仕事、それに伴う「動機:なぜ(WHY)」がすらすらと出てくるものではありません。
また、出てきたとしても心から納得しているとなかなか確信を持って言えるものでもありません。
動機(WHY)が思いつかない理由
何故でしょうか?
その理由の一つとして、「なぜ(WHY、それをする理由)」の基盤になっている、それぞれの仕事の「分野 / 役割(WHAT)」がはっきりと自分のなかで整理できていないことがあげられます。
ある意味、これは当然です。その仕事を実際にしたことがないので向いているかどうかわかるはずがないのです。そこには、「自分が向いている仕事をしたことがない中で当てる難しさ」があります。
ですので、「動機」を見出すには、「興味のある仕事の分野や役割(WHAT)」の理解が不可欠です。
仕事の「分野や役割」が整理できていなければ、それらが自分に適したものか照らし合わせることも困難になってしまいます。照らし合わせることができなければ、その職業と自分の相性がいいか不安になってしまいますし、それゆえその職業に積極的に就こうという気概は無くなってしまいます。
逆に言えば、自分の中で仕事の「分野や役割」が整理され、納得できるものであれば、意欲的になれますし、いくらでも仕事ができるのです。
興味のある仕事の「分野」に関してですが、実は、誰にでも情熱が持てる事項や分野はあります。
例えば、ツイッターやフェイスブック等のSNSを見ていると、絵(アニメ調、水彩、油彩)・電車の撮影・ガンプラ(ガンダムのプラモデル)・料理・数学など様々なものに熱中している人が大勢います。
ただし、実際問題として「興味・関心のある事項」を「仕事」と直接結びつけられている人はあまりいません。
しかし、現実にそうした自分独自の情熱を実際のキャリア(職業)とうまく結びつけられたとき、成功の魔法がかかります。
逆転のアプローチで適職を見つける
職業選びをするときに成功の魔法をかけるには、以下の逆転のアプローチを採用しましょう。
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そのとき、事前に有効性の確立された便利なツールを使うことも大事です。
心理学の研究結果を反映した性格診断ツールがあり、それで自分の価値観や性分を簡単にチェックでき、職業の「分野 / 役割(WAHT)」と自分自身の性分との照らし合わせがずっと簡単に行えます。
さっそく16タイプ性格診断で自分のタイプを診断しておきましょう。
タイプをメモし、自分という人間の核心や無意識に身に着けている価値観が大まかにわかれば次に進みます。
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