向いている仕事を探す

職業・仕事を分析する際の注意事項 – 間違いやすいポイント –

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さて、成功の公式1、2に登場した「動機:なぜ(WHY)」や職業別の「分野 / 役割(WHAT)」の重要性がよく理解できたのではないかと思います。

ここで、職業の「分野 / 役割(WHAT)」を分析する際に多くの人がしがちな分類ミスを解説します。ここの分類を間違えると、「仕事のエネルギーの流れWORK FLOWの下流(③や④)にも影響し、実際にその職業に就いたとき「想像していたものと違う!」と失敗する原因となってしまいます。

前回の記事→「やっているときどう感じる(FEEL)」の重要性

仕事のエネルギーの流れ(WORK FLOW)

仕事のエネルギーの流れWORK FLOW
  • ①(WHY)
    なぜ

    どんな理由で

  • ②(WHAT)
    何を

    どんな職業を

  • ③(HOW)
    どのようにする

    どのような働き方で

  • ④(FEEL)
    やっているとき自分はどう感じる

    実際の業務中にどのように感じるか(快・不快)

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例)医師の職業分野

例えば、人を助けたい一心(=動機:WHY)で医師になりたい人もいるかと思います。
そして、多くの人は「医師」ときくと即座に、以下のように分類すると思います。実際、多くの”外科系の”医師やにはもちろん当てはまります。(例えば、歯科医師もそうでしょう)

しかし、そうとも限らないのです。

例えば、「精神科医」のケースを考えてみましょう。
役割として、手術などの作業実行は無く「支援」だけになるでしょう。

  • 精神科医 → 支援人を助ける作業実行手術を行う

また、細胞の研究を主にしているような研究医も分類としては

  • 研究医→
    • 調査・・・研究をする
    • 創始・・・新たな研究テーマを決める
    • 作業実行・・・実験用ネズミの世話(他の人に代わってもらえない場合)
    • 繋がり・・・他の研究室のメンバーと共同研究を行い、学会で発表する

となり、どちらかというと「調査」の比重が大きくなってきます。

研究医 → 支援作業実行
研究医 → 調査創始作業実行 + 繋がり (+セレブリティ)

ですから、研究医は医師といっても、支援に仕事内容が似ているいうよりはむしろ「調査、サイエンティスト(役割)」に近いのです。

研究医 → 近いのはサイエンティスト(科学者)

また、研究医は論文を書いて発表したり、他の研究者とやり取りすることが多いこともあり、自分を売り込む「繋がり」も重要となります。
有名な学者は名を知られていたり、本を出版したりセミナーを開いていることもしばしばです。その場合、役割はセレブリティ(芸能人、著名人)にすら近くなります。

医師以外のどんな職業でも、具体的にどんな業務内容として行うのか調査しましょう。

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出世すると職業の分野が変化する?

一言に医師と言っても、職業の分野が多様にあることはわかっていただけかと思います。
さらに、医師が管理職である病院の理事長の役割を担うようになると「分野 / 役割(WHAT)」が変わってしまい、

が主となることがあります。

これは業種に限らず、出世することで職業の「分野 / 役割(WHAT)」が変化することが多くあります

わかりやすい例では、以下のようなものがあります↓

これは、多くの会社員(サラリーマン、OL)にもみられることです。
平社員が出世し、社長になると以下のように変化します↓

興味ある仕事を考察するときはこのようなことに十分に気をつけるといいでしょう。

この記事を書いた人
ナル心理学

ナル心理学では、16タイプ分類性格診断テスト(≒MBTI診断)を中心に解説!

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