オペレーター(作業人)
建設、構築、修理、屋外での作業、身体的な活動、そして全体的に体を使って特定の任務を果たすことや冒険的なことが好きです。 また、道具やコンピューター、コンピューターネットワーク、機械などを扱うことが好きな人が多いです。
また、明確に定義された問題に対して解決策を見出すことを好み、世界をグレーよりも白黒で見ることが多いです。
特定のツールを使った問題解決に長けており、体を動かすことが好きで体力があり、論理的で知的で、物事の仕組みを理解することに長けています。機械やコンピューター、重機など、特定のスキルを必要とする職業を好みます。職場環境としては、建設業、製品製造業、その他の技術的な環境に身を置くことが多いです。彼らは、会社の中で特定の階層の人たちと一緒に、自分たちだけで働くことを好みます。
アナリスト(分析者)&サイエンティスト(科学者)
強い科学的志向と探究心を持っており、研究、分析、探究をすることが好きです。学術的または研究的な環境で快適さを感じる傾向があります。 また、新しい事実を発見したり、データを解釈することが好きです。
批判的思考を伴う抽象的なタスクをこなしたり、実験室で実験や研究に取り組んだり、見つけたデータを蓄積・構造化したり、研究を分析したり、問題を解決したりすることが好きです。
様々な科学的・数学的分野に長けているだけでなく、文章を書くことにも長けています。どちらかというと独立しており、自分の言葉で、自分一人で仕事をすることを好み、職場でも一人でいることが多いです。調査テーマの高得点者は、その独立したワークスタイルとともに、様々な働き方に対応できるある程度の柔軟性を職場環境に必要とします。コンピュータ会社、医療機関、大学、研究所などで働くことが多いようです。
「調査」が動機・興味・関心の人は仕事が趣味の代わりになる傾向があり、1日12〜14時間働くことも珍しくありません。
職業ではコンサルタントや科学者が多くなっています。組織に属し貢献するというより個人として業績を残したいタイプです。また、確実な既知の事項より、まだ未解明の未知に引かれることが多いのもこのタイプの特徴です。
アーティスト(芸術家)
芸術、ドラマ、音楽、文を創作し、楽しむことができます。 表現することに大きな欲求を持っています。参加者としても観客としてもアートを楽しむことができます。
参加者としても、また傍観者としても、仕事場でも余暇でも芸術のすべての要素を楽しむことが多く、冒険や活動に囲まれていることが多いでしょう。
個人が興味を持つ芸術形態にはさまざまな種類がありますが、全てアーティスティックな仕事の活動や興味に関連しています。
例えば、記事(作品)を書いたり、展示用の新しい作品を彫ったりと、職場で何かを作り出すことに関係しています。
また、演技や楽器の演奏など、観客の前に出ることに伴う活動に魅力を感じる人も多いです。言語能力が高く、効果的なコミュニケーションをとるのも得意です。既存の社会的基準に従うよりも自分自身でいることを選び、自分の感情や周囲の世界の美しさに触れることが多いのも特徴です。
職場環境は、適応性があり、融通の利くスケジュールや構造を好み、自分が思うように(自分にあった)自己表現する自由を必要とします。アートスタジオ(アトリエ)、美術館、ギャラリー、デザイン会社など、自分の好きな芸術作品を作ることができる職業に就くことが多く、大学や芸術研究所などで、特定の芸術を人に教えることもよくあります。
また、仕事だけでなく、レジャーやレクリエーションでも芸術的な好みを表現する傾向があります。
サポーター(援助者)
リーダー(先導者、説得者、ボス)
権力、地位、リーダーシップのあるポジションを求める傾向があり、販売、管理、説得が得意です。
(*ビジネスのみならず日常生活においても、管理者のポジションやまとめ役を引き受けたがったり、説得することが得意なことが多いです)
多くの場合、経済的な目標や最終目標を達成するために全員が協力するグループでの作業を楽しんでいます。
経済的な成功に焦点を当てていることが多くあります。一般的に「科学的な活動を嫌う」人が多いです。
*経済的な活動(社会的に成功したい、お金を稼ぎたい)と科学的活動(真理を知りたい・調査したい)は「興味・関心・動機」として全く関係がありません
また、自分の目標を達成するために、金銭的・対人的なリスクを取ることを厭わない傾向があり、仕事でも私生活でも競争心が強いです。
通常の仕事の中で、説得したり、議論や講演をリードしたり、他人を管理したり、顧客を喜ばせたりすることが多いです。高いエネルギーと自信を持ち、健康的で楽観的であると言われます。整理整頓ができ、目の前の仕事や目標を常に意識している一方で、アイデアには冒険心があり、成功のためにはリスクを取ることも厭いません。一般的に、政府機関、大企業、金融機関、民間企業、大規模な営利企業などの職場で活躍しています。
スターター(創始者)、クリエイター(創造者)
<説明>
どちらかと言えばEタイプ(外向タイプ⇔Iタイプ、内向タイプ)がことが多く、アイディアマンであり、「創造的・独創的・ユニーク」とみられるタイプで巻き込み力があります。
頭の中に描いたビジョンやイメージ・アイディアを実現させることが動機となり、企画することが大好きで、いわゆる起業家の大半はここに当てはまります。解決するべき問題の洗い出し自体やブレインストーミング*が好きで、しかも得意です。また、複数の観点から物事を見ることも得意です。
(*複数の観点から物事を見ることや複数のアイディアを効果的に結びつけ解決法を思いつくこと)
多くの人が恐れる未知・未確定な要素が多くがある分野・場所でも恐れること無く行動できます(→参照:ENTP、エニアグラム7)。圧倒的にリスクテイカーが多いでしょう。
どちらかというと新しいとされる分野に興味を持つことが多いですが(例えばビットコイン、AI、仮想通貨など)そもそも、世の中の問題を特定し、独創的・創造的な方法で解決することを好むので、体験したことのない新しい物事を経験できる分野なら何でもいいと言えます。
そのため、既存にないものごとの最適な配置を思いついたり、O→1段階でものごとを起こすことがとても得意です。
自分で意思決定ができる創業期や転換期にある仕事や会社(スタートアップ、ベンチャー企業)で働くのはいい選択肢で社長(CEO)をすることもとてもいいでしょう。埋もれてしまうアイデアを現実に変える力があるからです。
ただし、あまりにも多くのアイディアを思いつくので、優先順位を立てるのが苦手な場合、多くのことに手を出しすぎて全てが中途半端になることに気をつけましょう。
勢いがあるので、皆が恐れて立ち止まってしまう状況でも、仲間を巻き込んで行動することがしばしばです。行動をためらっている人の背中を押すこともあります。
そもそも、何かを思いついたら行動せずにはいられないタイプです。
長時間の会議や座ってアイディアを話しあっているだけではなく「さぁ、やろう、さぁ、始めよう」が信条で、いつでも動き出したくてうずうずしています。これは、ディベートや話し合い等のメリットを理解しつつも、「行動しなければ価値がない」と考えているからです。やりながら考え、考えながらやるタイプでもあります。行動から多くを学び、成長するタイプです。
<才能を発揮するには>
主に「アイディア・発想力」や「行動力」が重要な職業を選んだ方がいいでしょう。飽きやすかったり、従来と違う方法で物事を行いたがるので「ルーチンワーク(繰り返し)が多い単調な仕事」や「伝統的」とみなされる分野は割けるのが吉です。
「企画屋」「プロデューサー」「ソリューション提案」「ベンチャー企業経営者」「VC(ベンチャーキャピタリスト=スタートアップ投資家)」などに向いています。
思いついたアイディアを現実にするため補佐してくれる環境が必須でエンジニア(技術者)やサポーター(援助者)が必要。それには、発想や可能性をわかりやすく伝え共有することが必須です。それができない場合、本人は「何かをより良く改善しようとしているだけ」でも早く動きすぎ、周りがぺースについていけないと感じ脱落することもあります。
エンジニアはスターターやクリエイターの夢を現実に変えてくれます。
サポーターは、立ち上げ段階はやる気があふれているのですが、いざ実際に事業が回りだすとトーンダウンして飽きてしまうスターターとクリエイターに一定のリズムを与えてくれ、定期的にやる気を出せるようぺースを整えてくれます。
誰かに紹介してもらうか、紹介してもらえる環境に行きましょう。多くの知り合いがいるコネクター(接続者)に頼るのも手です。とはいえ、このタイプは自分で誰に言われずともそういった行動を率先し起こすかもしれません。
アイディアを現実化するには重要なことだけに集中しブレないようにすることが重要です。あたまが素早く回転するタイプで思いつきは得意ですが、優先順位を立てるのは苦手なタイプなので分析が得意なアナリスト(分析者)にアイディアの妥当性を精査してもらうのもありです。また、物事にはうまくいくのに最適なタイミングや場所がありますので、そこを一緒に考えてもらうのもいいでしょう。
自分で事業を立ち上げ上手く回りだした場合には、ルーチンワーク(繰り返しの多い単調な仕事)が増えてきますが、上手にサポーター(支援者)に頼ればいいでしょう。またはマスター(支配者)に今あるシステムをチェックしてもらい、より効率的なシステムを作ってもらうのも手です。
デザイナーの場合は、なるべく早めにどこか能力を発揮できる場所(今の時代はSNSが手っ取り早いです)で作品を発表することが重要です。
参照→アーティスト
エンジニア(技術者)
<説明>
圧倒的にINTPタイプとエニアグラムタイプ5が多いです。INTJタイプや他のタイプも少々います。
Eタイプ(外向タイプ)もIタイプ(内向タイプ)もいますが圧倒的にNTタイプ(抽象タイプ&論理タイプ)が多いのが特徴です。時々STタイプ(感覚タイプ&論理タイプ)もいます。
才能を発揮するのはどの分野でもできますが、「誰の(WHO)」エンジニアリングを担当するかが重要になります。誰に(どのスターター、クリエイター、リーダーに)着いていきたいか考えましょう。人との出会いがあなたの人生を大きく左右します。
トレーダー
<説明>
上がったり下がったりする資産の価値を見極め売買します。売買する資産は、株・為替(外国通貨)・オプションなど様々で、いくつも買うタイプもいれば株だけにこだわるようなタイプもいます。タイミングや物事の生末を見ることができるタイプが多いです。
Eタイプ(外向タイプ)もIタイプ(内向タイプ)もいますが圧倒的にNTタイプ(抽象タイプ&論理タイプ)が多いのが特徴です。
才能を発揮するには:とにもかくにも金融機関(アセットマネジメント会社=資産運用会社や証券会社などの金融機関へ入社し、その職業に就きましょう)。入りさえすれば上手くいくでしょうが、高学歴でない場合、そこが最も大変な部分ですらあるかもしれません。
もう一つのタイプとしてはいわゆる「せどり」「転売」を行うタイプもいます。独特の鑑識眼がありメルカリ・ヤフオク等のオークションサイトや自分の買い取りサイトを通じ、物品の売買の価格差で利益を生み出します。
セレブリティ(著名人、有名人)
<説明>
自らが商品となる人で、名前を知っている人が多く含まれます。外向的かつ外交的でFタイプ(感情タイプ)が多いです。
芸能人(タレント・アイドル)・ユーチューバー
歌手・作家・エッセイストなどが代表例であり、簡単にアクセスできない(出会うことができない)存在です。有名インスタグラマーなど独自ブランドの商品を売っていることもあります。
近年多いパターンとしては、SNSで外見の華やかさや芸の面白さから有名になったり、ビジネスで名を馳せオンラインサロン(実質ファンクラブ)を作ることがあります。
*歌手はアーティストとセレブリティの両方に含まれます。
コネクター(接続者、繋がりのない人を他の人や最適な居場所に繋ぐ)
<説明>
マスター(支配者)
<説明>
内向的なタイプが圧倒的に多くなっています。物事の詳細にこだわり、データを事細かに覚えているTタイプ(論理タイプ)が多いです。 会社経営者はNTJ(抽象&思考&判断)タイプが多いですが、このタイプにはSTJ(感覚・思考・判断)タイプもまぁまぁいます。 少数ながらFタイプ(感情タイプ)もいます。 平社員から大企業でコツコツ上り詰めて社長になったり、製造業の社長をしていたりします。
節約家が多いタイプで、コツコツと実直に積み上げていくタイプです。また、未解明の未知より確実な既知の事項に基づいて物事を決定することが多いのもこのタイプの特徴です。
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