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道教を実践する哲学者(タオイスト)、加島祥造の名言集

加島祥造かじま しょうぞう(本名:加嶋祥造)は、詩人・翻訳家・哲学者。老子の教えである道教を実践する哲学者(タオイスト )であり、1990年より長野県伊那谷に独居し、自然の中に身を置いて暮らしていたことでも知られている。(老子の名言はこちら→老子の名言集

1993年には『老子道徳経』を翻訳(抄訳)した『タオ・ヒア・ナウ』を出版し、日本で初めて老子の思想を現代詩で表現。『タオ・ヒア・ナウ』は、全訳を収めた『タオ―老子』(筑摩書房)とともにロングセラーとなっている。2007年に出版した、全て「求めない」で始まるベストセラー(発行部数45万部以上) の詩集「求めない」は、息苦しい社会で生きる私たちに心の平安を与えてくれます。

加島祥造の性格タイプ

加島祥造かじま しょうぞうの性格タイプ:*ENTP(発明家タイプ)

*16タイプ性格診断(≒MBTI診断テスト)における性格タイプ分類より、筆者が推定。
有名なENTP(発明家タイプ)には、哲学者老子ソクラテス、画家レオナルド・ダ・ヴィンチ等がいます(筆者推定)。 全性格タイプの偉人の名言 → 名言一覧ページ

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16タイプ性格診断

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加島祥造の名言

「幸福とは何か」という問いかけには答える気にならない。ほんとうにそんな抽象的なものを求めているのだろうか?
すべての欲望を捨て去ることなどできない。また、そこまでする必要もない。ただ、あまりにも不必要なものに囲まれていると自分とは何者なのかが見えにくくなってくる。
世間が「よし」とか「だめ」とか言ったって、それが君にとって何だというんだね?
プライドばかり高い人間には誰もついてゆかない。強い力で押しまくる時かならずしっぺ返しがくる。
いつまでも過去(悲しみ)を引きずっている自分を望んではいない。寂しさや恐れは、過去や未来にとらわれた自分から来る
ボクも昔は本能的に自由に生きたいと思い込んで、「家庭など決して持つまい」と考えていた。でもね、実際に子供ができてみると、かわいいもんなんだよ、これが。
母親は、なるたけ子供は放っておくことさ。そして自分の好きなことをさせる。すると、社会へ出ても自分の方向にいく
子供は健全だよ。「はじめの自分(自然の自分)」の割合が多いからね。大学、社会人と進むうちに「社会の自分」の比率が大きくなっちゃう
静けさと平和さ。このふたつを得るには、いま自分の持つものに満足することさ。
自然というのは、こんな激しい災害(東日本大震災)をもたらすと同時に、再生する優しい能力も持っている。あらゆる生物を育てる能力も持っている。人間はその自然と繋がり、ともに生きる存在なんだよ
人間も、でっかい何かに繋がっているんだよ。アタマが分かんないだけで、きっとカラダは知っているんだと思う
「死」というのは無駄に消えるんじゃない。また何かの形でいかされるんだと思う。その変化だけを受け入れればいい
「ダメな自分」であっても「ダメ」と決めつけないことだよ
自然に目を向ける。すると他の人の中にも見えてくる。自分のどこがアンバランスだったか分かるんだよ
みんな、赤ちゃんのときは、素直で明るくて、善の性を持っていただろう?「はじめの自分」にはその人の命を助け、成長させるエネルギーがあり、受け入れると、安らいだ気持ちになれる
最近のいじめの問題については、メディアが過剰に報道し、社会も過剰に反応している部分もあるんじゃないかと思っている
子供は誰だって自分で馬に乗って勝手に歩き回りたいんだよ
親も自分が育ったときに「怖かった」んだよ。だから、自分の子供は競争社会の中で、できるだけいいレールに乗せたい。教育もそのレールに乗っかっている。外れるのが恐怖なんだ
「過保護」は一種の虐待なんだ。親は子供そのものを受け入れることが大切。自由な気持ちや、伸びてゆくものを受け入れてやるべきだよ
(家庭で逃げ場がない子供とは?)親のイメージの中に子供を閉じ込めてしまう。いい学校に入って、いい会社に就職して…と将来のレールを敷き、子供に自由を与えない。そうすると子供も親の喜ぶことばかりやるようになる
30代、40代というのは、社会的にも家庭的にも責任のある地位に就く時期だから“ダブルの縛り”に遭うんだな。付き合う人もだんだんと、その“縛りの中だけ”になってゆく
ボクは「都会の競争」から外れて田舎の教師(信州大学講師)になった。そのころは一番活躍していたから、みんなからは、「加島はバカだな」っていわれたけど
ボクも30代、40代のころは(大学教授、翻訳家などとして)社会の中に入り務めも果たした。ただ、それは「競争社会での喜び」であって「生きている喜び」じゃないんだよ
いまあるものでじゅうぶんだ、と知るひとだけが、生きることの豊かさを知るんだよ。
誤解しないでほしい。求めないと言ったって、どうしても人間は求める存在なんだ
僕が「求めない」というのは求めないで済むことは求めないってことなんだ。すると体の中にある命が動きだす。それは喜びにつながっている
あらゆる生物は求めている。命全体で求めている。一茎の草でもね。でも、花を咲かせたあとは静かに次の変化を待つ。そんな草花を少しは見習いたい
求めない――
すると比べなくなる
求めない――
すると改めて人間は求めるものだと知る
求めない――
すると今持っているものがイキイキとしてくる
求めない――
すると今、十分に持っていると気づく
求めない――
するとそれでも案外生きてゆけると知る
求めない――
すると心が静かになる
求めない――
すると人の心が分かりはじめる だって、利害損得でない目で見るから
求めない――
するともっと大切なものが見えてくる それはすでに持っているものの中にある
求めない――
すると失望しない
求めない――
すると人との調和が起こる
求めない――
すると自分の時計が回り出す
求めない――
すると求めなくっても平気だと知る
求めない――
するといま在る自分をそのまま見はじめる
いつも何かに閉じ込められている。それが社会で生きているということ
終戦後の日本には何もなかったから、人々は多くのモノを求めて働いてきた。そして日本は、モノがあふれる社会になった。もういい加減、求めることはセーブしたほうがいい
すべての欲望を捨て去ることなどできない。また、そこまでする必要もない。ただ、あまりにも不必要なものに囲まれていると、自分とは何者なのかが見えにくくなってくる
自分にとってほんとうに必要なものは何か。不必要なものまで求め過ぎていないか

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