アルバート・バンデューラ(Albert Bandura 1925年12月4日 – )はカナダ系アメリカ人の心理学者で、スタンフォード大学の社会科学名誉教授です。
バンデューラは教育の分野や社会認知理論、治療法、パーソナリティ心理学を含む心理学のいくつかの分野へ貢献にしており、行動主義と認知心理学の間の移行においても影響力を与えていました。1950年代後半、当時優勢であった行動主義学習理論の中で、社会的学習理論(社会的認知理論と改名)の創始者、自己効力感*の理論的構成の創始者として知られ、影響力のある1961年の「ボボ人形実験」も担当。この「ボボ人形実験」は観察学習の概念を実証したものです。
*「自己効力感」とは、自分が取り組むことに対する「できる」という感覚
バンデューラの研究は、1960年後半に始まった心理学における認知革命の一部と考えられています。彼の理論は人格心理学、認知心理学、教育、心理療法に多大な影響を与えてきました。1974年、バンデューラはアメリカ心理学会の会長に選ばれた。APAは、1980年と2004年に、心理学への生涯にわたる多大な貢献に対して彼を表彰しました。
2002年の調査では、バンデューラは最も頻繁に引用された心理学者として、バラス・スキナー、ジークムント・フロイト、ジャン・ピアジェに次いで第四位にランクされ、最も多く引用された存命中の心理学者としてランク付けされました。バンデューラは、現存する最も偉大な心理学者 であり、史上最も影響力のある心理学者の一人として広く記述されています。2014年、バンデューラはバラク・オバマ大統領から科学勲章を授与されました。
バンデューラの名言
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