MBTI

INFP(心理学者タイプ)の人間関係・恋愛

INFP(心理学者タイプ)の人間関係・恋愛について解説します。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用開始(一部改変)

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INFPの人間関係について 

内向的感情(Fi)タイプだけあって、 とても誠実で思いやりをもって他者を受け入れようとします。

はじめのうちは、どこかよそよそしく、打ち解けないかもしれません。 落ち着きを払い、格式張っているようにも見えますし、 どこか神経質に気になることが多いようにも見えるかもしれません。

ガードは固く、自分が感じていることや考えていることは自分の内にしまっておくことの方が多いです。 社交的に振る舞い人間関係の輪を広げてゆくことは、あまりしないでしょう。

気心の知れた人間どうしならば、リラックスして楽しむことができますが、 そうなるまでには、時間がかかります。

困っている人を見つけると強く同情心が沸き起こり、助けたいと思います。 例え、具体的に何もしてあげられることができない状況であっても、 話しを聞き、励まして精神的な支えになろうとするかもしれません。

しかし、困っていない人にはさほど強い関心を示しません。 通常は、先入観なしに愛想よく他者と接しますが、 不満があると冷淡な態度を取ることもあります。

優しく語りかけるような話し方をすることもあれば、 感情を交えず事実を事実として伝えようとすることもあります。

強い信念が一方的に吐き出されることもあり、 それが感心されることもあれば、傲慢であると受け取られることもあります。 良き思いを内に秘めていながらも、それを 外向的思考(Te)の様式で表に出すことが多々あるからです。 そんな悲しいサガに気がついて下さい。

また、想像の世界に旅立って現実世界との接点を失うことがあるので注意が必要です。 ときに、奇妙な言動で人を惑わすことがあります。

強い感動や興奮したことを他者に伝え共有しようとします。

INFJと同じで、他者に対して強い洞察力が働くので、あることないこと考え始め 思考の空回りが始まることがあります。

さらにINFJと同じで、困っている相手には献身的に働こうとするのですが、 過度に自己犠牲的になってしまうことがあります。 しかも、強い共感と利他的な思いを口に出すことがないので、動機を誤解されることさえあるかもしれません。 良き友人、つきあいのある周囲の人たちはその点を気をつけ支えてあげる必要があります。

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INFPの恋愛について 

精神的な結び付きを求めます。 見た目や頭の良さ、 財産などは表面的な要素に過ぎないと思います。 普通は物質的なことに無頓着です。

人間としての本当の姿を見抜こうとするので、 そういった意味で基準が厳しくなるかもしれません。

では、この基準を満たすタイプはというと、 以外なことに、天真爛漫でどこか危なげがあり、 気遣い無用のタイプなのですが、 幼い頃に出会っていても気がつかないことが多いようです。

INFPの想像は、子供のときにおいても、恋愛や結婚へと向かうことがあります。

よく思い出してみると、女児向けの童話は、 「二人は幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。」 で終わるものが定番です。

しかし、内向タイプなので、思春期を境にその内向性がかなり高まり、 一人で恋愛漫画、恋愛ドラマ、恋愛小説などを見て過ごすことになります。

内向的感情(Fi)タイプなので、 感動したことや可愛らしいと思ったことに対してはひどくこだわります。 恋愛の相手には一途になるでしょう。

内心かなりのロマンティストですが、ガードが固いので、 自然と恋愛関係になることは少ないでしょう。

かなり内気なところがあるので、自分から積極的に働きかけるよりは、 状況を見守ってあれこれ違う角度から考える時間を続けます。 その間に機会を逃してしまうことがあります。

IPタイプであるだけに、 外界に対する働きかけは弱々しいものがあります。

しかし、一人楽しそうにしていたり、雰囲気の良い佇まいをしていることが 他者の気を引くことになります。

女性の場合は、ある程度の年齢に達すると、華美になりすぎることなくセンスの良い服を選んだり、 おしゃれをするので、それが男性の気を引くことにもなります。

女性は、結婚式や結婚生活、子供を産み育てることなどを想像することが多いでしょう。

もしくは、困っている人や悩んでいる人に対して親身になって力になろうとするので、 その良さが相手に伝わり、いつのまにか恋愛関係になることもあります。

しかし、こういったことがない場合は、ずっと「孤独なお姫様」状態のまま時が流れて行きます。

自分の感情を自分で整理できるという長所があるので、 他者との親密な結び付きにさほど飢えていないことが多いのです。 寧ろ逆に、自分一人の時間を邪魔しないで欲しいというのが本音かもしれません。

自由気ままな懐かない猫のような存在です。

かくして、他者を心から受け入れたいという願いはなかなか達成できないことになります。

かまって欲しい、かまってあげたいと思っているのに、素直に自分の気持ちを打ち明けられず、 気持ちとは裏腹に冷たい態度を取ってしまうこともあります。 とても面倒なタイプでしょう。

根底には、誰も自分のことを分かってくれないという思いがあります。 趣味の悪いことに、その悲嘆に打ちひしがれている状況を無意識のうちに楽しんでいることさえあるかもしれません。

結局、 誰かが積極的に心を奪ってくれるのを待っているのかもしれません。 しかし、無理に来る人は受け付けないという 暗黙の難問を周囲につきつけるのです。

では、どのような相手ならよいのかといいますと、 あっけらかんとして明るく、自由奔放で、 さほど人の気持を気にしない人間とは気兼ねなく付き合うことができます。 お互いに遠慮が要りませんし、 近くにいて面倒を見てあげなければという思いが生じるのです。想いは伝えるべし

もしくは、紳士的で誠実であり、上手に人の心を開くことのできる人間とならうまくやっていけるでしょう。

幸いにも愛すべき相手を見つけ出すことができれば、極度なまでに愛情を注ぎ、 その絆をとても大切にします。

しかし、相手に与え尽くそうとするものの、 愛されることにはあまり慣れていないために、 相手から受け取ることは申し訳ないと思います。 そして、その機会を拒絶してしまうこともあるかもしれません。 それはそれでアンフェアというものです。 末永く続く関係を築くためには、自己開示をし、 相手から与えられることを素直に喜びましょう。

人生において愛を受け取る量と与える量をなるべくバランスを取っておく必要があります。 実は、これにはきちんとした理由があり、 生命存在の根源に関わっている重要事項なのですが、現代人にはまだ秘密のことです。 しかし、このことを詳しく述べるのは別の機会にしましょう。

INFPは、内向的感情(Fi)と外向的直観(Ne) の協働により相手の欺瞞を見抜き、その後、 内向的感情(Fi)と内向的感覚(Si) が協働していつまで経っても許せないことがあります。

INFPの内なる倫理規定はかなり厳しく、許すのには時間がかかるものです。 だからこそ、人を許すことができたときに真実を自己の内に見出すのもまたINFPの良い点なのですが。

ここで、一つ。

Every saint has a past.
Every sinner has a future.

オスカー・ワイルドの言葉らしいです。

さて、話は戻って、 結婚すると、家族の絆をかけがえのないものとして大切にします。

INFPは、若い頃は女性らしいところがありますが、 成長とともに堅実になり、かつ、男らしくなってゆきます。

子供が生まれれば、一生懸命に守り育てることでしょう。 これもまた、内向的感情(Fi)のなせるわざです。

しかし、INFPは、INFJと並んで、結婚に対する満足度が低いのだそうです。 他者に対する洞察が疑念に変わりやすいせいか、それとも 他者に対して無意識のうちに何かを期待するもののそれを言葉にして伝えないせいかもしれません。

INFPは自分のことであっても、なんとなく他人事のように言う傾向があります。 これは、外界に対してはどこか受け身であることに起因しています。 しかし、相手を選択したのは自分であるという逃れようのない事実に気がつく必要があります。 今からでも、働きかけ次第で未来像をいかようにも変えてゆくことはできるでしょう。

さもなくば、結婚生活に馴染めず、孤独感を抱いたままでいることになります。

なかなか波長の合う相手を選ばないのは、一つには 外向的直観 の働きで、自分とかなり異質の人に興奮し、チャレンジしてしまうことが挙げられます。

また、広く見回してつきあうことをしないことも原因でしょう。

双対関係 にある ESTP や、 活発化する関係 にある ISTJ 、そして 鏡像関係 にある ENFJ は少なからずいるはずなので参考までにどうぞ。 ENFJ ENFP はちょっと見つけるのが難しいかもしれません。

『mbti性格タイプ論の視点から世界を覗こう』(サイト消滅)より引用終了(一部改変)

INFPと付き合っている方へのアドバイス

INFPは親切で人に尽くすのが大好きなタイプなため、人を好きになると相手に尽くします。時には、相手によっては自分の身を滅ぼすこともあります。INFPは相手を助けたい思いが強く、借金がある人やDVなど問題のある人すら選ぶ傾向があります。INFPに興味を持ってもらうには、自分の悩み事や困っていることを打ち明けるのも1つの手かもしれません。

INFPが恋人なら、そのINFPの心を開くのに苦労することがあること、批判されることに過敏になってしまうこと、自分の幸せよりも相手の幸せを優先したりすることがあることを頭に入れておいてください。

親切で人に尽くすのが大好きな仲介者タイプは、

ただし、相手によっては自分の身を滅ぼす恐れもあるので注意が必要です。自分で相手を選ぶと借金持ち、DVなど問題のある人を捕まえる可能性があるので、パートナーを探している時は信頼できる第三者からの紹介がベストです。

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この記事を書いた人
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